装着感が素晴らしい「ミラネーゼループ」
筆者が購入したのは、金無垢を嫌がる最も日本人好みの「ミラネーゼループ」(ベルト)付きのステンレス(シルバー)モデルだ。デザイングッドだが、無難なデザインは最も他人とカブることが多いモデルだ。
一般的なスマートウォッチと同様、腕時計と専用アプリを導入したスマホ(iPhone)が無線連携し、無線電波が届く距離範囲内で利用できる腕時計クライアントだ。技術と戦略の違いからNFC(近距離無線通信)をサポートしていないiPhoneでは、カメラでApple Watchの画面上に表示される模様を撮影して初期連携を行なう。
言語設定を終え、Apple WatchとiPhoneの無線通信が確立すればすぐにApple Watchを使うことができる。Apple Watchは安いモデルでも昨今売れ筋の一般的な国産腕時計の3倍から6倍くらいの高価格帯だ。しかし、単なる腕時計としてみてもなかなか素晴らしい点も多い。
税込9万円少々の値段に見合うかどうかは意見が分かれそうだが、筆者の購入したミラネーゼループは極めて素晴らしい装着感だ。ベルトサイズの固定はよくあるベルト穴ではなく、マグネット吸着を利用しているので、ベルトをタイトにもルーズにも、どの位置でも固定できる優れものだ。
また、常にループ形状を保っているので、ループを最大にして着脱するときも不用意に高価なApple Watchを落下させる危険性が極めて少ない。素晴らしいマグネット方式のベルトではあるが、現状のマグネット式充電ケーブルをミラネーゼループを使用しているApple Watchでクイックに使うには、両方のマグネットが干渉し多少面倒だ。早々にサードパーティが発売している充電用スタンドを買う気になってしまった。
次ページへ続く、「基本的には通知とグランスの使用が中心」

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