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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第301回

ロンドンのScience Museumで見た歴史的マシンの数々

2015年04月27日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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Altair 8800b

 世界初の個人用パーソナルコンピューターとして名高いAltair 8800。これは第2世代でCPUを8080から8080Aに変更したAltair 8800b。先ほどのDDP-516と同じく、このスイッチだけでプログラムのロードと実行が可能。もっともこれだけあってもどうにもならないのだが。

 CPUのStatus Registerの内容もランプで表示されるという、CPU構造の理解には最適なマシン。日本国内にも若干輸入されたらしい。

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NorthStar Horizon

 1977年にNorth Star Computers Inc.が発売した、4MHzのZ-80Aに5インチFDD×2を搭載したマシン。メモリーは最大64KB。キットで1999ドル、完成品は2399ドル(2499ドルの説もあり)で発売されていた模様。この頃から同社は社名をNorthStarに切り替えている。このNorthStarの中身は例えばこちらで確認可能。

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IBM-PC

 いわずと知れた初代IBM-PC。キーボードが懐かしい。

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Xerox Alto II

 GUIを具現化した最初のマシンがXeroxのAltoであるが、メモリーなどを増強したのが、展示されているAlto IIだ。もっともここにあるのは操作部と表示部だけで、本体は展示されていなかった(結構大きい)ので、これだけみるとAltoと区別がつかない。

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世界最初のマウス

 そのAltoにも使われたマウスを発明したのが、後ろの写真にあるDouglas Engelbart氏。ちなみに展示されているのはレプリカである。

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Tandy TRS-80とCommodore VC-20

 下は(先日破綻した)ラジオシャックの親会社であったTandy Corporationが1977年に発売したTRS-80。これはTRS-80 Model Iで、本体そのものはキーボードの中に納まっている。モニターの下の箱は拡張インターフェースである。

 その上の白いマシン、説明ではOsborne 1となっているのだが、どう見てもCommodoreのVIC-20である。同社はもともとPET 2001なるオールインワンのマシンを出し、当時日本にもそこそこ輸入されたのだが、これは非常に高価で、1977年当時で30万円以上していたと記憶している。

 そこで、もう少し安価にということで1981年に登場したのがこのVIC-20である。日本ではVC-1001として発売されていたはずだ。

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※お詫びと訂正:Tandy TRS-80とCommodore VC-20の解説で、一部年号に誤りがありました。訂正してお詫びします。(2015年4月28日)

→次のページヘ続く (英国製の家庭用コンピューターたち

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