ドイツ・ケルンにて現地9月16日から開催中の写真・イメージング分野の業界最大展示会「フォトキナ(photokina)2014」。
会場には世界各国からメーカーが集まり、デジカメの最新モデルを展示。すでにASCII.jpでもレンズ一体型製品のレポートを掲載しているが、一眼レフやミラーレスなどレンズ交換タイプの新モデルはやや少なめ。そのかわり、開発中のモデルも含めて、レンズの発表が多くなっていた。
本記事ではそんなレンズ交換式製品の新製品展示を紹介していく。
5年ぶりの新機種! APS-Cフラッグシップ
キヤノン「EOS 7D Mark II」
前モデルの「EOS 7D」から5年ぶりとなる、APS-C搭載モデルのフラッグシップ。日本でもすでに発表されており(関連記事)、11月上旬発売予定。ボディー単体の税抜直販価格は20万8000円となる。
インターバルタイマー&バルブタイマーをEOSシリーズでは初搭載。Wi-Fiは非対応だが、毎秒10コマの連写性能や65点のクロスセンサーによる高速AFなど、それ以外の機能は着実に進化している。
EFレンズは3本を発表
コンパクトなミラーレス一眼
パナソニック「LUMIX GM5」
日本未発表のマイクロフォーサーズ仕様のミラーレス一眼。2013年11月に発売された「LUMIX DMC-GM1」と違い、EVFとホットシューが搭載されている。
カラーバリエーションはブラック、グリーン、レッドの3つ。動画撮影時間を2/4/6/8秒と短く設定した「Snap Movie Mode」を新たに搭載している。
パンケーキレンズと軽量な望遠レンズも登場
(次ページに続く、「ニコン、ソニー、サムスンの新機種展示」)