IDCフロンティアは、「カスタマーポータル」を全面刷新して機能強化を行ない、4月より提供を開始した。カスタマーポータルは、サービス利用者がWeb上でデータセンターの入館管理やサービス利用状況の確認と追加契約・変更が操作できるポータルサイト。
今回の刷新では、利用者の声やYahoo! JAPANグループ内でのユーザビリティテストの結果を元に、ユーザーエクスペリエンスを重視したインターフェイスの向上を行なった。具体的には、スマートフォンなど利用環境の拡充や外資系企業の要望が高い日英二か国語対応、サービス開通前からコミュニケーションが可能な共有ストレージや、販売パートナー向けポータル画面の新設などを行なっている。操作性が向上し、緊急時においてもスマートフォンからでも迅速な操作・作業指示が可能となるという。
今回の強化は、サービス開発の主軸にユーザーエクスペリエンスの向上を据え、今後のサービス提供や機能強化を図る取り組みの第一弾。今後はカスタマーポータルに続き、セルフポータル型クラウドサービスのユーザーインターフェイスや、自社Webサイトのデザインリニューアルなどサービス強化を継続して実施。将来的にはすべてのサービスのユーザーインターフェイスの統合を進めるという。