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性能も価格も海外クラウドサービスと真っ向勝負

ioMemory搭載の40コアCPUタイプも!最安500円の「IDCFクラウド」

2014年10月15日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 IDCフロンティアは、セルフサービス型のクラウドサービスのラインアップを刷新し、新たなサービス名称を「IDCFクラウド」として、10月15日よりサービス提供を開始する。

 今回の刷新では「パワフルなクラウド」をコンセプトに、40コアのCPUを割り当てたハイパフォーマンスタイプや、128GBのメモリに国内のクラウドでは初採用となるフュージョンアイオーのioMemory PX Seriesを採用したハードウェア専有のクラウドサーバーを提供する。海外大手クラウドサービスの上位モデル同士で比較しても、約2倍のIO性能となっているとのこと。ハイパフォーマンスタイプの提供により、クラウドサーバーでは苦手とされた処理もカバーすることができ、別途で物理サーバーを用いる必要なく、IDCFクラウドでだけでシステムを構築可能になる。

海外大手クラウドサービスの上位モデル同士で比較しても、約2倍のIO性能を実現(同社サイトより抜粋)

 サービスラインアップで最上位となる、ioMemory搭載の40コアCPU、メモリ128GB、ネットワーク帯域5Gbpsのハードウェア専有タイプでは、標準サイズのディスク料金を含め月額17万9300円で提供する。

 また、新たに月額上限ありの従量課金方式を採用し、従来のサービスと比較しても28~65%の引き下げとなる料金設定を実施した。約20日間までは従量で利用料が課金され、以降は月内まで一定額となる。これにより、利用者のクラウド利用の金額面に対する不安を払拭し、利用がより加速されるという。さらに、国内の主要クラウドサービスの中では最安となる500円プランも新たに加え、よりサービスを体験しやすいラインアップとなっている。海外の大手クラウドサービスと比較しても、6~70%下回る料金体系となっており、他クラウドサービスの中でも価格競争力のあるラインアップで提供する。

 さらに先般発表の通り、はてなのクラウドパフォーマンス管理サービス「Mackerel」(マカレル)にも対応しており、IDCFクラウドの利用者はサーバー台数無制限、料金無料でMackerelを利用できる。サーバーも1台なら20秒、3分で約100台分(1台あたり約2秒)のサーバーを作成可能。セルフサービスポータルも自社開発しており、洗練されたユーザーインターフェイスを提供するという。

クラウドパフォーマンス管理サービス「Mackerel」

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