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業界人の《ことば》から 第82回

社員の2割がBYODを活用、残業時間が16%減ったシトリックス

2014年03月26日 09時00分更新

文● 大河原克行

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今回のことば

「シトリックスが提案するのは、Mobile Workspace。モバイルはシトリックス3.0のメッセージとなる」(シトリックス・システムズ・ジャパンのマイケル・キング社長)

25周年を迎え、掲げるのがMobile Workspace

 シトリックス・システムズ・ジャパンは、2014年度の事業方針に、「Mobile Workspace」(場所にとらわれない仕事環境)を掲げた。

事業説明から

 Mobile Workspaceとは、「あらゆるネットワーク、クラウドを利用する、あらゆるデバイスに対して、セキュアなアプリ、データ、サービスを一体化して提供するもの」と定義。シトリックス・システムズ・ジャパンのマイケル・キング社長は、「人によってモビリティの環境は異なるが、シトリックスは、幅広い製品群で様々なニーズに応えることができる」とする。

 米シトリックス・システムズは、今年、設立25周年の節目の年を迎える。また、日本法人のシトリックス・システムズ・ジャパンは昨年15周年を迎えた。

 キング社長は、これまでのシトリックス・システムズの経緯を振り返りながら、「シトリックス・システムズが15年前に日本に来たときには、リモートアクセス分野から参入した。主力製品は、MetaFrameであった。そして、5年間ほど前から、仮想化が注目され、VDIへの関心が高まった。こうした時代の変化のなかで、シトリックスは数々の製品を提供してきた」と前置きし、「2014年は、モバイルが注目されるようになるだろう。モバイルはシトリックス3.0のメッセージとなる。シトリックスは、それを『Mobile Workspace』と言い換えて提案する」と語る。

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