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「スマホ×SNS」にビジネスチャンス? SNS利用調査より

2013年12月04日 05時39分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 マイボイスコムでは毎年11月に「SNSの利用」に関する調査を実施している。2013年の第9回調査では、SNSの登録経験者(「現在登録している」と「現在は登録していないが、過去に登録していた」の合計)は52.9%。5年前、08年の第4回調査と比較して約倍に増えていることがわかった。登録経験者は若年層ほど多い傾向で、現在の登録者は、男性の10・20代が7割、女性の10代が9割強で20代が8割弱である一方、50代以上では3~4割にとどまっている。

 登録しているSNSを3年前、10年の第6回調査以降で見てみてると、10年に78.5%のシェアでトップだったmixiは11年に66.3%、12年は53.8%で、13年には37.8%にまで減少した。一方、この間に登録者数が拡大したのはFacebookで、10年の10.3%から11年に39.5%、12年は61.3%でトップに立ち、13年には58.4%とシェアは落ちたものの順位はトップをキープしている。なお、過去には調査対象から外れていたものの、13年から新たに選択肢に加わったLINEは44.5%で2位、Twitterは僅差の44.3%で3位にランクインした。

 SNSで利用する機器を尋ねると、スマホが48.9%、ノートパソコン39.9%、デスクトップパソコンが32.6%となり、12年調査よりスマホが増加する一方、パソコンが減少。SNSの登録とスマホの普及が足並みをそろえている傾向がうかがえる。アスキークラウド10月号(8月24日発売)では「第2次スマホバブルがやってくる」という特集をはじめ、スマホの普及拡大によるビジネスチャンスをまとめているが、その際にキーワードの1つとして「スマホ×SNS」が挙げられるのは間違いなさそうだ。

SNSの認知・登録状況の推移

SNSの認知・登録状況の推移

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