イイジマ「マッキーさんは今何使ってるんでしたっけ?」
マッキー「取材や、記事に使う物撮り用にソニーの「NEX-3N」、普段持ち歩いてるのはオリンパスの「STYLUS TG-2 Tough」ですね」
シノハラ「ミラーレスも便利だけど、発表会に行くことが多いなら、意外とコンデジが便利だよ」
イイジマ「なぜですか?」
シノハラ「撮像素子が小さいと被写界深度が深くなるから、画面全体にピントが合いやすくなる。製品の写真なんか撮るときに便利でしょ?」
マッキー「なるほど。それは盲点でした」
シノハラ「あとは単純に小さい方が取り回しやすいし。カメラマンなら別だけど、記者が取材に行ってレンズ交換することってあまりないと思う。まあ、個人差もあると思うけど」
マッキー「確かに、取材先ではあまりレンズ付け替えないかもです」
ユキマサ「コンデジだと、望遠側にしててもピントが合いやすいからいいよね。フルサイズセンサーのカメラは、慣れないと意外にピント合わせに手間取っちゃう」
マッキー「取材用のコンデジも欲しくなってきました……」
シノハラ「コンデジといえば、遊び要素が多いのもメリットだよね」
ユキマサ「アートフィルターとか?」
シノハラ「そうそう。ナカムラさんのカメラに付いてるオートフレーミングとかさ。最適な構図を適時カメラ側で決めてくれるのは、勉強にもなっていいと思う。普段使いにいい機能が沢山入ってる。一眼レフやミラーレスにもそういう機能はあるけど、コンデジだとなんとなく使いやすい」
ナカムラ「あとは美肌モードとかですかね。パナソニックの「LUMIX DMC-XS3」には、「ビューティレタッチ」という機能があるんです。肌を綺麗に見せるだけでなく、アイメイクやチークを加えられるんですよ!」
イイジマ「結婚式の二次会なんかで、意外に使えそうですね」
ユキマサ「“意外に”っていうのがポイントかもね。ユーザーが特に望んでなくても、あれば便利、使ってみたら楽しいっていう」
シノハラ「シグマのDP3とかリコーのGRみたいな、完全に玄人向けの、本気のコンデジも好きだけどね」
マッキー「最近、パナソニックから「LUMIX DMC-GM1K」が発表されたときに思ったんですけど、ミラーレスもサイズ感はコンデジに近くなってきていますよね。GMは特に小さいけれど」
シノハラ「小型化は顕著だよね。5年前は「LUMIX DMC-G1」が世界最小をうたってたもんなあ。小さいミラーレスも沢山出てきた今だからこそ、コンデジには遊び要素が重要だと思う」
イイジマ「これからのコンデジは、もっと遊び寄りになっていきそうですね」
ナカムラ「そうですね。特に最近は、スマホでもかなり綺麗な写真が撮れるから、遊べて、かつ画質も良くないと」
マッキー「フィルターとか美肌モードもいいですけど、スマホとの連携が重要になってきそうな気がしています」
ユキマサ「Wi-Fiとか、NFCとかね」

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