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徹底特集 「iPhone 5s」&「iOS 7」を全力チェック! 第27回

榛名山/赤城山を望む伊香保温泉へ

「iPhone 5s」ファーストインプレッション

2013年09月24日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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背面「iSightカメラ」は、安定の性能

 「iSightカメラ」(背面カメラ)は800万画素。繰り返しになるが素子のサイズを大きくし、レンズをf2.2にすることで光感度を33%上昇させ、ほとんどのシーンで開放域を使用しつつ、ISOを低くしながらシャッター速度をなるべく早くといった仕様で撮影を行なう。そのため、歩きながらでの撮影時にブレが生じにくくなっている。手ぶれ補正機能はハードではなく、ソフトウェアアプローチ。4枚の写真を合成する形で行なう。このほか、秒間10連写のバーストモード、パノラマ、スローモーションビデオが追加された。

掲載した写真についての注意

 今回掲載した画像のうち、「iPhone 5s」で撮影した写真については、縮小せずにそのまま利用している(ただし、PNG形式からJPEG形式に変換)。このため、サムネイル画像をクリックすると、解像度3264×2448ドットまたは2448×3264ドットの画像が表示される。閲覧の際には注意してほしい。

iPhone 5sで撮影したもの。PC側で見た場合は落ち着いた発色になる。パネルについては後述

こちらはNEX-5Rで撮影したもの。木目の発色の違いが分かりやすいだろうか。好みでわかれるレベルくらいの差である

料理を撮影した写真は、相変わらず安定

フードがないため、光が差し込む環境では他のスマホ同様に白みやすい(手でフードを作ってしまえばOK)。また開放域での撮影なので、窓の外にある木々が丸ボケしているのもいい

ダイナミックレンジはかなり拡張されたようだ。レンズフロント部分は逆光に近い状態だが、ディティールをだいぶ残している。また写真手前の赤いストラップも色の飽和が起きていない

屋外での写真でも開放域で撮影するため、ほどよい立体感が出る

寄った場合のフォーカス速度も速くなった印象

パノラマは本体を動かして連続撮影したデータをiPhone 5s側が自動的に連結させてくれる。横か縦に動かすだけなので撮影はカンタン

パノラマ機能を利用して撮影した写真

晴天・曇空だと取材用にも使えそう

逆光時の性能は写真の通り。結構がんばっている

歩きながら撮影したもの。EXIFではf2.2、シャッター速度1/2933、ISO40。まずぶれない値だった

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