9月12日、ニフティはユーザーがオンプレミスで利用するネットアップのストレージに蓄積されたデータを「ニフティクラウド」上にバックアップ「遠隔バックアップ for NetApp」の提供を開始した。
具体的にはネットアップのストレージOSであるData ONTAPの拡張ソフトウェア「SnapVault」、「SnapMirror」を用いて、ニフティクラウド内にあるネットアップ機器のユーザー専用領域に、vFilerの機能を活用し、ボリューム単位でレプリケーションする仕組みを提供する。これにより、遠隔地での保管に必要な機器を所有することなく、バックアップの取得が可能になり、データをより堅固に保護することができるという。また、ニフティクラウドの仮想サーバーからリードオンリーで参照できるため、データ分析などの二次活用や、開発環境、DRサイトなどへの活用も可能になるという。
スナップショットの保存世代数は、最大5世代。オプションとして、ボリュームリストア、自動容量拡張などのサービスも提供される。価格は初期費5万2500円、月額料金は1TBあたり4万2000円。