モバイルルーターは今や百花繚乱の人気商品だ。モバイルルーターや昨今注目されているスマートフォンの「テザリング」機能は、Wi-Fi通信機能を持つ広義のクライアント・デバイスのデータ通信をWi-Fi無線機能で中継接続し、WANである3GやLTEの高速通信ネットワークにゲートウェイする。
ウィルコムが先ごろ出荷開始した「だれとでも定額パス」(WX01TJ)は、データ通信ではなく、スマホ(Android)のマイクとスピーカー機能をBluetoothで、中継機であるWX01TJに転送し、その後はウィルコムのPHS音声サービス網で「だれとでも定額」通話できるサービスだ。
もう少しわかりやすく言えば、液晶画面とダイヤルボタン、マイクとスピーカーを取り外したPHSケータイ電話だ。なので、「070」ではじまる専用のPHS電話番号も付加されている。
そしてWX01TJから取り外したハードウェア部分をすべて肩代わりするのがBluetooth接続されたスマートフォンということになる。スマホは“ハンドセット代わり”だとも言えるだろう。
機器の契約時に「だれとでも定額」のサービスにさえ加入すれば、他社のケータイや固定電話への音声通話が無料(1回10分以内、月500回まで)になるために「だれとでも定額パス」という変な商品名称になっている。
必要な経費はパス専用プランの490円/月とオプションサービスのだれとでも定額の980円/月の合計である1470円だけだ。WX01TJのハードウェア料金(2万3520円)は3年契約の間、毎月補完される「W-VALUE割引」で相殺される。
名刺サイズのコンパクトな本体
黒いコンパクトな商品パッケージを開けると、取説&スタートガイドとWX01TJのハードウェア本体が出てくる。
WX01TJは薄さ5mm程のクレジットカードサイズの製品だ。スマホと同じく、常に身につけてオーナーと行動を共にするためにデザイン的に最適化され、コンパクト感のある商品となっている。日頃は名刺ケースや社員IDケースの裏側などに収納して意識することなく持ち歩けるサイズだ。ストラップホールも用意されている。
WX01TJは約2時間の充電で3.5時間の連続通話が可能だ。連続待ち受け時間は250時間だ。充電は昨今のほとんどのスマホと同じく、PCや壁面ACコンセントからmicroUSBポート経由で行なう仕組み。ウィルコムの純正ACアダプター(AC01-MU-K)も別売されている。
機器本体表面には、電源の状態表示ランプ/PHSの状態表示ランプとBluetooth接続状態表示ランプ/発着信状態表示ランプ、電源/コネクトボタン、ストラップホール、microUSBポート、リセットボタンが配置されている。
WX01TJ本体とスマホはBluetooth 2.1+EDRで接続され、高速で低消費電力のワイヤレス通信が行なわれる。BluetoothによるWX01TJとスマホとのペアリングは、ほかのBluetooth周辺機器と同じ通常の設定作業だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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