au夏スマホは4台と少し淋しいラインナップだが、注目の端末が揃っている。中でも注目はやはりこの「HTC J One HTL22」だ。
グローバルモデルの「HTC One」と比べると、国内ユーザー向けにおサイフケータイ/ワンセグ/赤外線が加わったこともあり(防水には非対応)、若干分厚く、重くなっているが(海外モデルの9.3mm/143gに対し、10.5mm/157g)、HTC Oneと共通のメタルボディーの美しさにうっとり。
重量的などの数値的には、もっとずっしりとした重厚さを予想していたのだが、サラサラとした背面の手触りがとても気持ちいいせいか(?)、重さはあまり感じさせない。
カラバリはホワイトメタル/ブラックメタルの2色だが、金属の質感を味わうなら、個人的にはホワイトメタルがオススメだ。いずれにしても、デザインが気になる人はショップ店頭などで実際に触ってみることをオススメしたい。
デザインとともに、HTC J Oneのもう1つの魅力がカメラ。「HTC UltraPixel Camera」と名づけられた400万画素CMOSは、1画素あたりの光量をふやすためにあえて画素数がおさえられている。
「HTC Zoe」と呼ばれるカメラの楽しさもこれまでのスマホにはなかったもの。特にシャッターボタンを押す1秒前から、4秒後までを連続撮影し、動画のように時間を表わすバーを操作しながらベストショットを探せる機能は実利的。スマホのカメラでうまく写真を撮るのは案外難しいものだが、これなら簡単である。
発売は6月上旬とまもなく。間違いなく人気が出そうな1台で、発売日に確実に入手したいなら、早めに予約しておくのが確実だろう。
「HTC J One HTL22」の主なスペック | |
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メーカー | HTC |
ディスプレー | 4.7型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約69×138×10.5mm |
重量 | 約157g |
CPU | Snapdragon APQ8064T 1.7GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.1 |
LTE対応 | ○(下り最大100Mbps) |
WIN HIGH SPEED | ○ |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○(最大8台) |
国際ローミング | CDMA/GSM/W-CDMA |
カメラ画素数 | リア:約400万画素CMOS/イン:約210万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2300mAh(交換不可) |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ×/× |
SIM形状 | microSIM |
連続待受時間(3G/LTE) | 約450時間/約370時間 |
連続通話時間(3G) | 約820分 |
カラバリ | ホワイトメタル/ブラックメタル |
発売時期 | 6月上旬以降 |