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JVCの音響技術を結集させたポータブルヘッドフォンが登場!

2013年04月24日 13時31分更新

文● ASCII.jp編集部

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 JVCケンウッドから、オーバーイヤータイプのヘッドフォン「HA-SZ2000/1000」が発表された。5月下旬発売予定で、予想実売価格はSZ2000が3万5000円、SZ1000が2万5000円前後となっている。

「HA-SZ2000」(左)と「HA-SZ1000」(右)

 ヘッドバンド型ポータブルタイプの最上位に位置するモデルで、SZ2000はプレミアムモデルとなっている。

2重構造チャンバーとデュアルユニットで臨場感のある音を追及

中央が第1のチャンバーで、左のチューブ状になっているパーツが第2のチャンバー
中央が第1のチャンバーで、左のチューブ状になっているパーツが第2のチャンバー

 本製品のために重低音用の55mmユニットと、中高音用の30mmユニットを搭載する「ライブビートシステム」を新たに開発。ちなみに、ライブビートシステム自体はインイヤータイプの「HA-FXZ」シリーズで採用しているが、オーバーイヤータイプとして新開発している。

「ダブルバスレフ構造」の概念図 第1のチャンバーの3ヵ所の穴(ダクト)があり、そこから第2のチャンバーに音を流す
「ダブルバスレフ構造」の概念図第1のチャンバーの3ヵ所の穴(ダクト)があり、そこから第2のチャンバーに音を流す

 重低音用はスピーカーなどに用いられる「ケルトン方式」(ユニット前後を密閉し、音をダクトから出すことで中高域をカット)をアレンジした「ダブルバスレフ構造」を採用。チャンバー(空気室)を2重構造とすることで中高域を2重で減衰する。

重低音用ユニット(左)と中高音用ユニット(右)

 重低音用ユニットはカーボン振動板を、中高音用はカーボンナノチューブ振動板を採用。周波数特性をあえてフラットにしないことでリアルな重低音と解像感の高い中高音を両立させている。

SZ2000は第1チャンバーの周囲に真ちゅう製のシリンダーが備わっている SZ2000は第1チャンバーの周囲に真ちゅう製のシリンダーが備わっている

 プレミアムモデルとなるSZ2000は、真ちゅう製制振シリンダーを搭載することでキレのある重低音を実現。また、ケーブルを銀コードOFC線とすることで解像感を高めている。ドライバーユニットもひずみを低減するために高温で熱するといった処理が施されている。

SZ2000(左)とSZ1000(右)のヘッドバンド内側。SZ2000なら頭頂部の通気性もばっちり

 さらにイヤーパッドは出光興産が開発した「プロテインレザー」(プロテインパウダーと特殊樹脂を融合させた機能素材)を採用。吸放湿性が高くムレを軽減する。

SZ2000(左)とSZ1000(右)のハウジング外装。高級デジカメと低価格デジカメの外装の違いと同じ

 このほかヘッドバンド内側にメッシュ素材を取り入れ、ハウジング外装も一眼レフカメラなどで採用されているハンマートーン加工になっている。

 同社の目指すところはあくまで「原音探求」とのことだが、ライブビートシステムの新採用により“あたかもそこにいるかのような臨場感”を得られるという。

2015年に国内シェア15%を目指す

日本でのシェア拡大について語る同社業務執行役員の宮本昌俊氏
日本でのシェア拡大について語る同社業務執行役員の宮本昌俊氏

 業務執行役員 ホーム&モバイル事業グループ 音響事業部長の宮本昌俊氏は、同社のワールドワイドのヘッドフォン事業について説明。それによると、イギリスでは2008年から2012年まで4年連続で台数シェアが1位となっており、さらに2012年についてはアメリカで2位、フランスで3位という実績となっている。

 一方の日本では3位というポジションだが、2015年に15%のシェアを獲るという中期計画を発表している。これについて「(現状から)3割以上増やして行かなければならない」としており、新製品の投入はもちろん、製品体験会やウェブ広告といったマーケットへの投資も積極的に行なっていくとのことだ。

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