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世界初のLucky Bag販売(2004年)から並び続ける筆者が明かす

初売りまで48時間! Apple Store福袋「Lucky Bag」を大予想

2012年12月31日 08時00分更新

文● 倉田吉昭

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 毎年恒例となったアップルの初売りが、2013年も1月2日午前8時から開催される。初売りでは直営店、オンラインのApple Store、および電話販売窓口で、アップル製品を中心に特別価格での販売が行なわれる。MacやiPad、iPodなどが5000〜1万円程度安い特別価格で販売されるため、日頃値引きがほとんどないアップル製品を安く買うチャンスなのだ。

 さらに直営店では、福袋「Lucky Bag」が個数限定で販売される。Lucky Bagには販売価格の約2倍近くに相当する商品が入っていることから、毎年高い人気を集めている。2013年もオンラインでのLucky Bag販売は実施されないため、全国7ヵ所にある直営店では、例年通り激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。もちろんASCII.jpでは、恒例となった行列中およびLucky Bagの内容レポートを発売直後に公開する予定だ。

2010年の1月2日午前0時、気温は約6度。銀座のApple Store,Ginzaでは約50人が並んでいた。午前8時の開店前には行列が1000人を超えた

2011年1月1日の様子(銀座)。23時半ごろ、行列の人数が300人を突破

2012年のApple Store,Ginza。1月2日午前5時に650人以上が並んだ。先頭の方は1月1日朝8時半頃から並んでいたという

Apple Store初売り情報
開催店舗 銀座、渋谷、心斎橋、名古屋栄、福岡天神、仙台一番町、札幌、Apple Online Store
年始年末の営業時間(7店舗) 2012年12月31日:午後6時閉店/2013年1月1日:休業/2013年1月3日以降:通常営業
初売り日時 2013年1月2日 午前8時開店〜午後9時閉店(仙台一番町、札幌は午後8時閉店)。Apple Online Storeは終日
福袋 全国7店舗において、「Lucky Bag」を価格3万3000円で販売(数量限定、1人1個、売り切れ次第販売終了)

 掲示板サイトやSNSでも大きな話題になるLucky Bagについて、2013年はどんな内容になるのか気になる方も多いだろう。そこで、Apple Store,Ginzaによる世界初のLucky Bag販売(2004年)以来並び続け、日本一、ひいては世界一のLucky Bag専門家を自称する筆者が、毎年並び続けた研究成果を元に、今年も予想される内容を公開しよう。

2013年は2012年を踏襲するか? ヒントを探れ!

アップルのウェブサイトでは、「毎年大人気のLucky Bag」とアッサリした紹介になっている

 以前のLucky Bag関連の告知には、毎年テーマやキーワードが設定されており、何となく内容を予想できたのだが、2011年と2012年は「Apple Storeが厳選したApple製品、アクセサリ、オリジナルグッズなどが入っています」と、実にあっさりした説明に変わっていた。2013年はとうとう「毎年大人気のLucky Bag」(アップルのウェブサイトより)と、もはや何が入っていそうか分からない表記になってしまった。

 こうなると実に内容を予想しにくいのだが、いくつかヒントはある。たとえば2012年の初売りでは、当初イメージ画像として「iPad」「iPhone」(またはiPod touch)、「MacBook Air」らしきシルエットが主に使われていた。これはそのまま、Lucky Bagのアタリ/通常/大アタリに相当していたのだ。一方、今年のグラフィックは、「iPad Retinaディスプレイモデル」(第4世代iPad)がズラーっと並んでヘビの姿を描いているというもの。これから予想するに、「アタリ」としてiPadシリーズが採用されている可能性はかなり高いだろう。

2012年初売りのイメージ画像。告知当初は、iPad、iPhone(またはiPod touch)、MacBook Airらしき図柄が目立つ形で使われていた

2013年の初売りイメージ画像。「iPad Retinaディスプレイモデル」(第4世代iPad)と、「iPad Smart Cover」(ポリウレタン製)が利用されている

 Lucly Bagの販売価格は昨年に続き3万3000円で、例年通り内容の総額が販売価格の約2倍以上に相当することを考えれば、中身の総額は6万6000円前後となる。また、2012年は通常の内容が総額5万円前後に下がり、そのぶん総額8万円前後の「アタリ」や、総額10万円以上の「大アタリ」が平年よりも増えるという変則的な構成だった。2013年もこの構成が引き継がれる可能性は比較的高いと思われるので、そうなるとiPadは金額的にもアタリ以上に限定されることになるだろう。さすがに、すべての福袋にiPadが入っているほど甘くはないはずだ。

 加えて、過去の事例から、前年のLucky Bagの評判がよかった場合、翌年もその構成を引き継ぐという傾向がある。2012年のLucky Bagは、構成自体は悪くなかった(メインのiPod touchが8GBだったことは、いささか不評だったが……)ので、2013年も同様の構成になると予想する。

“アタリ”は「iPad mini」「iPad Retina」、
「13インチ MacBook Pro Retina」か

 アタリ用として考えられるのは、「iPad mini Wi-FI」(16GB、2万8800円)、または「iPad Retina Displayモデル」(16GB、4万2800円)。大アタリ用として「13インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」(14万4800円)の可能性が高い。ただし、大アタリは各店1〜3本程度なので、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを目当てに行くのはいささかギャンブラーすぎるだろう。

「iPad mini」(Wi-FIモデル)

「iPad Retinaディスプレイモデル」

「13インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」

 それでは、以上のような要素を基準として、いよいよ具体的なアイテムを予想していこう。

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