今度のOfficeはタブレット端末でも
本格的に使える
つづいて行なわれたデモでは、タブレット端末でOffice 2013を用いた際のユーザーインターフェースが中心に説明された。
Office 2013の画面はシンプルであることが最大の特徴で、リボンUIも必要なときに画面をタップして表示するようなことが可能になった。また、タブレット端末らしく直感的な操作をサポートしており、カレンダー上のピンチイン/アウトの動きで「日表示→週表示→月表示」の移行ができる。
Excelの新機能で便利なのが「フラッシュフィル」と呼ばれるものだ。たとえば、1つのセルに複数の項目が含まれている生データを渡され、そこからセルの一部をコピーして、異なるセルにペーストするといった面倒な作業があるとする。しかし、Excel 2013では最初のセルで行なった作業を自動的に分析して、残りのセルでも同じ作業をしてくれるというものだ。
今回のプレビュー版では、世界でも英語、スペイン語、日本語の3言語対応版のみがリリースされているという。これは日本のユーザーがマイクロソフトにとっていかに重要かを表わしている結果であるとし、日本のユーザーにもぜひ使っていただき、フィードバックをあげていただきたいとのことだった。