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新登場のOutlook.com Windows 8タブレットでの使用感は?

2012年08月01日 21時11分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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「Outlook.com」のログイン画面。URLはWindows Liveと同じlive.comドメイン

 マイクロソフトが1日に公開した、新しいウェブメールサービス「Outlook.com」。Windows 8とMetroスタイルUIに合わせて、デザインが大きく変更されたのが特徴となっている。既存のMicrosoftアカウント(旧Windows Live ID)を持つユーザーならそのまま利用できるほか、新しく「@outlook.com」を取得することも可能で、アカウントに別のメールアカウントを統合して使うこともできる。

 ASCII.jp編集部では早速、Windows 8 Release PreviewをインストールしたタブレットPCでこの新Outlookを使ってみた。はたして本当にタブレットで使いやすくなっているのだろうか?

テストに使用したタブレットはASCII.jpではおなじみの「Samsung 700T」

見た目一新! シンプルで見やすいデザイン

Metroスタイル版のIE10で新Outlookにログインした状態

 新Outlookはタッチインターフェースを前提としたデザインを採用しているので、Metroスタイル版のInternet Explorer 10(以下IE10)でアクセスしてみた。といっても、Metroスタイルからアクセスすると何か変わるのかというと、特に変わる点はないようだ。当然ながらデスクトップモードのIE10でも、同じ機能が利用できる。

 上の画像が、新Outlookにログインした画面だ。左ペインに受信トレイなどの選択、中央にメール一覧、右端に各機能や設定へのボタンが並んでいる。レイアウト自体は特殊なものではないが、広告やメールと直接関係ない機能は表示されず、非常にシンプルだ。新Outlookについて説明しているマイクロソフトのブログによると、「ほとんどの人々が慣れ親しんだウェブメールと比較して、ヘッダー部分のピクセル数は 60% 削減されており、受信トレイのメッセージの表示数は 30% 増加しています」とのことだ。ちなみに上の青色のバーは、色を変えられる。

 左上にある「Outlook」の文字の横にマウスポインターを合わせると、下向き矢印のメニュー表示ボタンが表示される(赤枠内)。このボタンをクリックすると、メールを含む4つのWindows Liveサービスへと移動するボタン付きメニューが、上から表示される。Windows 8のアプリケーションメニューと似た動作だが、これもWindows 8以外で表示できる。

「Outlook」のアイコンにマウスを近づけると、赤枠内のメニュー表示ボタンが出現

これをクリックすると、このようにサービス切り替えメニューが表示された

 マウスポインターを合わせると表示されるとなると、「じゃあタッチではどうするんだ?」と思うところ。最初は「長押しで表示かな?」と思っていろいろ試したが、結論から言えば上画像の赤枠部あたりをタップすると、サービス切り替えメニューが表示されるという仕組みだった。ここは少しわかりにくく、最初から下矢印のボタンを表示しておく方がいいだろう。

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