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初歩から分かるBD活用講座 第9回

撮り溜めたHD動画をBDレコーダーでらくらく編集&アーカイブ

AVCHDカムで撮影した動画を編集してBDに焼く

2012年06月12日 11時00分更新

文● 二瓶 朗(グラムワークス)

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AVCHDカメラでじゃんじゃん撮影したHD動画。本当はBDメディアに焼いておきたいんだけど、手持ちのパソコンにはBDドライブがないから、とりあえずパソコンに取り込んでそのまま再生してみたり、直接テレビにカメラを接続して再生したりしている──というような人もいるのではないだろうか。そんなとき、うっかり存在を忘れているのがリビングにある、BDレコーダーだ。

 BDレコーダーの多くには、AVCHDカメラから動画を取り込んで、BDに焼く機能が搭載されている。さっそくBDを焼いてみよう。

 AVCHDカメラからBDレコーダーを作る手順は基本的に以下の3ステップ。

  • カメラの動画をレコーダーのHDDにダビング
  • レコーダーのHDDから動画を選択
  • レコーダーでBDを作成

AVCHDカメラからBDレコーダーへ 動画をダビングする

 次に、動画を保存しているAVCHDカメラを、USBケーブルでBDレコーダーに接続しよう。なおここでは、AVCHDカメラにソニー「HDR-CX370」を、BDレコーダーに同「BDZ-AT300S」を使用した。もちろんご使用の環境と異なる部分も多々あるだろうが、その点はご了承いただきたい。

レコーダーにカメラをUSB接続

 まず、BDレコーダーにカメラをUSBケーブルで接続し、パソコンで取り込むときと同様にカメラをデータ転送モードにする。BDレコーダーのメインメニューで、「ビデオ」の「AVCHDダビング」を選択する。BDレコーダーの「カメラ取込み」ボタンを押すだけで取込みを開始することもできるが、この場合は「ワンタッチダビング」機能が働き、カメラの動画を選択することなくすべてがダビングされてしまう。やはりメニューから「AVCHDダビング」を選択する方がいいだろう。

「ビデオ」→「AVCHDダビング」を選択する

「カメラ取込み」ボタンを押すと全動画がそのままダビングされる

 カメラに保存されている動画のリストが表示されるので、ここから選択して動画をダビングしていこう。「HDR-CX370」と「BDZ-AT300S」の組み合わせでは、1日分の動画が1本のタイトルとして取り込まれ、撮影スパンごとにチャプター分けされる。なおこのとき、取り込む動画の画質を落としてしまうといろいろともったいないことになるので注意したい。

 ダビングする動画を選択したら「確定」を押してダビングを開始する。動画データの転送にはそこそこ時間がかかるもの。気長に待とう。

ダビングするタイトルを選ぶ。ダビングするときの画質はHDのままで

ダビングが進んでいく

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