スカイツリーの写真をじっくりねっとりと
5月22日についに一般公開される東京スカイツリー。電波塔としては、アメリカ・KVLY-TV塔の628.8mを抜き世界1位の高さになる。すでに速報版でお伝えしたとおり、天望デッキと天望回廊が公開された。想定していたよりもゆったりと撮影することができたため、急遽生まれたのがこの詳細版。写真盛りだくさんでお送りする。
また今回の内覧ルートは、およそ一般公開されるときのルートに近く、事前の予習にもなるだろう。なお、併設の水族館や商業ゾーンはまだ準備中で見ることはほとんどできなかった。そちらも内覧会があるのだろうかと気になるところだが、本命たるスカイツリーの様子を見ていこう。
今回の順路を確認
今回の順路は、東京スカイツリーイーストタワーの隣にある、東京ソラマチからスタートだった。押上駅(スカイツリー前)B3出口のお隣といったほうがわかりやすいかもしれない。そこでプレスパスを受け取り、東京スカイツリーイーストタワーの外側をぐるっと回って、北十間川側からスカイツリー1階へと進んだ。
押上駅B3出口の近くから今回のプレスプレビューはスタート
東京スカイツリーイーストタワーとセットで見える
筆者らの順番になったので、いざ侵略開始
東京ソラマチにプレス受付があった。外観は丸み中心だが、内部は鋭角な印象
東京スカイツリーイーストタワーをぐるっと回って、スカイツリーに接近
搬入車専用出入り口の高さ制限は3.8m。コンクリの柱の分厚さがステキ
1階入口前からのスカイツリー。かなり無理をした構図で撮影しているので、APS-C機の場合は24mmのレンズでギリギリかもしれない
骨組みがかわいい。編集氏に力説したが理解されなかったので、どうかわいいのかは割愛する
河川側の東京ソラマチ
やっぱりかわいい……
乗り入れ口の構造は、実に特撮で登場しそうな雰囲気だった
というわけで入場
ここは団体チケットカウンターとショップが入る。団体以外は、4階のチケットカウンターからになり、そこまではエレベーターで移動という形だ。その後、東京スカイツリー天望デッキ、天望回廊、また天望デッキに戻り、5階の出口を経て終了という流れで進んだ。以降は、展望室ごとに写真たっぷりでお届けする。
トライアングルがキーデザインということもあり、スカイツリーを真上から見ると、三角形をしている。それもあってか、館内にはいたるところに、三角形をベースとしたデザインが散見された。いくつか発見しているが、まだまだありそうだったため、開業以降に行くのであれば、楽しみの1つになるだろう。
THE SKYTREE SHOPはまだ準備中だった
1階は団体入口。ゆっくりと進みながら、屏風でさまざまな情報を得られるという狙いがあるようだったが……。筆者、骨組みに夢中だった
スカイツリーの鉄骨の最大径部分を視認できる
ガラス面には技術的な解説が記載されている。実際にどれくらいの大きさかわかる指標もあり、わかりやすかった
団体ロビー。天井を見ると三角形デザインが
エレベーターで4階へ。団体入場の場合も4階のエレベーターで天望デッキという流れ
4階は広々とした空間になっている
タワー的なオブジェが多数
チケットカウンターへ向かう途中にも鉄骨を拝むことができる
構造マニアはタマらないので、ガシガシ撮影するべき
チケットカウンター。空港のようだ
ウェブチケット引換機。有人タイプと比べると寂しい感じ
トイレはいたって普通だった。4ヵ国語で表記されていた
団体でない場合は、このアングルを見ながら4階に入るルートもあるようだ
とてもいい光景なので、ここでゆったりと鉄骨を愛でてもいい