インテルの低消費電力CPU「Atom D2700」を搭載するピノーの小型ベアボーン「Sizka Folium(Type-D)」の販売が今日からスタートした。
この製品は、製造プロセス32nmのCPU「Atom D2700」(クロック周波数2.13GHz)を採用するファンレスの小型ベアボーン。サイズが60(W)×115(D)×170(H)mmというケースには、チップセットに「NM10 Express」を採用した特殊仕様のマザーボードが組み込まれている。
小型ながらスペックはなかなか充実しており、ストレージにはmSATAインターフェースと2.5インチシャドウベイを1基装備。メモリーはDDR3 SO-DIMM×1となるほか、サウンド、ギガビットイーサネット×2(Intel製コントローラー)などをオンボードで搭載している。
そのほか、映像出力端子にはDVI/VGA/DisplayPortの3系統を装備。付属のACアダプターで動作し、消費電力は15W(最大30W)となる。なお、初回限定として2GBのメモリーがあらかじめ搭載されているとのこと。
価格はパソコンハウス東映で5万4800円、クレバリー1号店で5万7540円となっている。