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単一方向リンクを検出する「Unidirectional Link Detection」にも対応

IPv6対応を強化!アライド「AT-x200-GE-52T」に新ファーム

2011年08月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月9日、アライドテレシスはインテリジェントスイッチ「AT-x200-GE-52T」の新ファームウェアを公開した。UDLDのサポート、IPv6機能の強化などが行なわれる。

ファームウェアの更新でUDLDのサポートなどが加わる「AT-x200-GE-52T」

 AT-x200-GE-52Tは、10/100/1000BASE-Tインターフェイス×48ポート、SFPスロット×4ポートを搭載するレイヤ2スイッチ。IPフィルタリングやIPサブネットベースのVLAN、DHCPサーバー、Web認証などの機能も搭載しており、同社では「レイヤ2plus ギガビット・インテリジェント・スイッチ」と称している。

 新たに対応するUDLDは「Unidirectional Link Detection」の略で、ケーブルの物理構成をモニターし、単一方向リンクの存在を検出する機能。単一方向リンクは通信機器間の通信が一方通行しか行なえない状態で、ネットワーク上の問題が生じる場合があるという。UDLDに対応した機器では、対になっているどちらかのリンクが切断された場合、そのポートをシャットダウンし、単一方向リンクを回避する。UDLDにより物理層と連携した回線の正常性を検知できるため、ネットワークの信頼性を向上させることが可能だという。

 また、SNMPv1/v2c/v3がIPv6に対応する。これにより、IPv4環境だけでなく、IPv6環境においても、SNMPやSSH(Secure Shell)によるセキュリティーの高いネットワーク管理が行なえるようになる。

 ファームウェアの公開は同社のWebサイトで行なっており、ダウンロードには本体のシリアル番号を入力する必要がある。

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