アップデートで快適になるのか!?
取り急ぎアップデートしてみたものの、この時点では何が良くなったのか内容を把握していなかったりする。若干動作が速くなった気がするし、Google Mapで地図をスクロールしたときに、地名がフワッと浮き出るように表示されるあたりはAndroid 2.2っぽい挙動だ。あとは、見た感じフォントがきれいになったような気もする……というわけで、後付けっぽいが確認してみた。
今回のREGZA Phoneアップデートの内容
マルチメディア系のアップデート
- Flash Player 10.1に対応
- ワンセグの視聴予約・録画予約に対応
- HD1080撮影モード対応
ホーム画面アプリのアップデート
- 使い方ガイドを追加
- 連絡先のグループ登録に対応
- 連絡先のBluetooth送信に対応
ユーティリティー系のアップデート
- アプリのメモリーカード保存に対応
- 新フォント「モトヤフォント」追加
- Eメールなどで音声文字入力が利用可能
- 「ATOK for T-01C」の改良
- スリープモード時のWi-Fiオン/オフの選択が可能
- ロック画面解除時や充電開始/完了時のバイブオン/オフの選択が可能
- 電子版取扱説明書を搭載
- 「モシモカメラ」にエフェクト&ズームを追加
- 「レグザAppsコネクト」の「RZタグラー」を追加
まず、「Flash Player 10.1に対応」とある。Androidマーケットで検索してみると、10.1よりも最新の「Flash Player 10.3」がインストールできるようになっていた。
とりあえずこれをインストールし、標準のウェブブラウザーでFlash Playerの紹介ページを表示してみる。すると、確かにトップのアニメーションが再生されている。ただ、これまでもFlashが見られなくて困ったことはなく、自分が普段いかにFlashコンテンツを利用していないかに気付かされた。
ちなみに、FirefoxではFlashコンテンツは再生されず、「Get ADOBE FLASH PLAYER」のロゴが表示される。一応、Firefox用のFlash Playerがないか、Firefoxのアドオンを検索したが、該当するものは見当たらなかった。まだ未対応なのかもしれない。
次いで「ワンセグの視聴予約・録画予約に対応」とあるが、これは番組表からの録画予約ではなく、日時やチャンネルを指定することで予約できる機能だ。これもワンセグを録画するくらいなら、自宅のREGZAに遠隔操作で録画予約を入れるので、実際にはあまり使いそうにない。
さらに「HD1080撮影モード対応」とあるが、これは動画ではなく静止画撮影用のモードらしく、テレビに写真を映す習慣のない私には関係なさそう……。
そう考えると、私に有益そうなのは「アプリのメモリーカード保存」とバイブ設定ぐらいだろうか。逆に言えば、ホーム画面アプリなどはあまり使い込んでいないため、新機能で便利になったかどうかもよく分からない。いかに私がREGZA Phoneの機能を利用していない(できていない)のかが判明した次第である。
Android 2.3スマホに熱い視線が注がれている今日この頃だが、まだまだREGZA Phoneを使いこなせていない私としては、買い替えを考えるのは当分先になるだろう。
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