2月22日、ソニックウォールはSSL-VPNゲートウェイ「SonicWALL SRA1200/4200」向けの新ファームウェア「SSL VPN 5.0日本語版」をリリースした。同社のサポートサイト「Mysonicwall.com」よりダウンロード可能になっている。
SSL VPN 5.0日本語版では、高可用性(HA)が強化され、2台のSRA 4200アプライアンスでアクティブ/パッシブの冗長構成が組めるようになった。また、L7のロードバランシング機能が追加され、Web、電子メールなど異なるアプリケーションのトラフィックを効率的にロードバランシングする。さらに、WAF(Web Application Firewall)が強化され、承認/拒否すべきWebトラフィックの種類を規定するリアルタイムのカスタム署名が設定可能になった。
リモートアクセス用エージェント「NetExtender」も対応プラットフォームが増え、新たにAndroid OS 1.6以上、64ビットのLinuxなどに対応する。これにより、GoogleAndroid、Apple iOS4、Windows Mobile、Symbianなど幅広いプラットフォームで、セキュアなリモートアクセスが利用可能になるという。