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書き損じ・お年玉のマメ知識

2010年12月27日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 年賀状を書き損じた場合は、修正液などで消すのではなく、新たに書き直す必要がある。また官製年賀はがきの場合は、書き損じは捨てずに一時保管しておこう。郵便局で手数料を支払うことで、郵便はがきや切手に交換してもらえる(「書き損じはがき・切手の交換」参照)。

 ただし無条件に交換してもらえるわけではなく、汚れていたり、棄損した郵便切手および料額印面(はがき、郵便書簡、特定封筒/レターパックの料金を表す部分)は無効となる。詳しくは、事業所や郵便事業株式会社サービス相談センターに問い合わせてほしい。

交換可能な郵便物(「書き損じはがき・切手の交換」より抜粋)
- 交換対象
通常切手 年賀切手、寄附金付お年玉付年賀郵便切手など 年賀はがき、かもめ〜るなど その他の郵便はがき 郵便書簡 特定封筒(レターパック) エクスパック封筒
書き損じた郵便物
通常切手 × × ×
年賀切手、寄附金付お年玉付年賀郵便切手など × × ×
年賀はがき、かもめ〜るなど 販売期間内 × ×
販売期間後 × × ×
その他の郵便はがき × × ×

 なお、「年賀状とは?」で触れたように、あまった年賀はがき(昨年分)も、通常のはがき/切手などへ交換可能(1枚5円の手数料がかかる)だ。

 近親者の不幸による服喪のため、利用できなくなったお年玉付年賀はがき/寄附金付お年玉付年賀郵便切手は、窓口に備え付けの請求書で届け出ることで、無料で通常の切手/弔事用切手/通常はがき/往復はがき/郵便書簡などと交換できる。

お年玉のマメ知識

 お年玉は、1月7日の「松の内」(あるいは15日)までの間に、年始回りなどで会った親戚の子供や、親しい間柄の方の子供に贈る。お年玉袋(ポチ袋/点袋とも)に入れて贈り、裸で現金を渡すことは避ける。

 目上の方の子供にお年玉を贈ることは礼儀を欠くとされるため、現金ではなく図書カードなどを「御年賀」としてご祝儀袋に入れて渡すとよい。これはお年玉の由来が、毎年正月に来訪する歳神(年神、恵方神)に対して供えた鏡餅を、目上の者が目下に対して分け与えて「御歳魂」としたことによる。

 また最近では、両親や祖父母に対して「御年賀」、「御年始」、「御慶」という表書きでお年玉を贈る例もあり、この場合は失礼にあたらない。

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