このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Lenovo Ideaシリーズ大研究 第31回

無駄のない厳選アプリのみをバンドル

Lenovo H320(3)──付属アプリケーションを紹介

2010年12月23日 11時30分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

第3回目は、Lenovo H320に付属する厳選されたアプリケーションについて紹介していきたい。

厳選されたアプリケーションが付属

 Lenovo H320には、Lenovo C200と同じく、DVDプレイヤーソフトなどのアプリケーションがバンドルされている。付属アプリケーションはLenovo C200とよく似ているが、Lenovo C200に付属していたDVDプレイヤーソフトの「WinDVD8」は省略されている。

 Lenovo H320の付属アプリケーションは、あらかじめインストール済みですぐに利用できるものと、HDDにインストーラーが導入されているが、アプリケーションを利用するにはインストールや登録などの作業が必要なものに大別できる。それぞれのアプリケーションは、以下の通りだ。

 それぞれのアプリケーションは、以下の通りだ。

 インストール済みアプリケーション

  • Power2Go 6.0
  • Rescue System 3.0
  • Microsoft Windows Live Toolbar & Search

 インストールや登録などの作業が必要なアプリケーション

  • i-フィルター 5.0
  • McAfee VirusScan Plus

 それではまず、インストール済みアプリケーションを紹介していこう。

Power2Go 6.0

 「Power2Go 6.0」は、高機能なライティング(書き込み)ソフトだ。CD/DVD/BDへのライティングが可能で、DVD-Video形式のディスク作成にも対応しているので、DVDを作るための簡単なツールとしても利用できる。

 音楽CDの作成やディスクイメージの作成/書き込みも可能なほか、ディスクを複製するなどディスクユーティリティ機能も用意されている。また、Power2Go 6.0には、通常のファイラータイプの画面のほかに、Power2Go Expressと呼ばれるアイコンタイプのインターフェースが用意されている。

Power2Goの通常インターフェースモード。起動するとプロジェクトメニューが表示されるので、上に並んでいるアイコンからデータディスクの作成や音楽ディスクの作成など目的を選び、下のアイコンから詳細を選べばよい

データディスクへの書き込みを行うには、書き込みたいファイルをファイラー画面の下側にドラッグ&ドロップし、右下の「書き込み」ボタンをクリックすればOKだ

音楽ディスクとして、通常のオーディオCDだけでなく、WMA形式での音楽CDや音楽DVDの作成も可能だ

ムービーをDVD-Video形式でディスクに書き込むことも可能だ

DVD-Video作成画面。メニューテーマや背景、BGMなどを選択できるので、簡易DVDオーサリングツールとしても使える。写真をスライドショーにすることも可能だ

ディスクコピーやディスクイメージの作成/書き込みにも対応

 Power2Go Expressモードでは、ディスクに書き込みたいファイルを該当するアイコンにドラッグするだけで、書き込みができる。

Power2Go Expressモードの画面。デスクトップの右下に並んでいるアイコンに書き込みたいファイルをドラッグするだけで書き込みができる

Rescue System 3.0

 「Rescue System 3.0」は、Lenovoオリジナルのバックアップ&リカバリーソフトだ。簡単にシステムのバックアップおよびリカバリーができるので、初心者にはありがたい。工場出荷時に戻すことや、システムリカバリーディスクの作成も可能だ。

Rescue System 3.0の起動画面。主な機能は「システムバックアップ」「システムリカバリ」「リカバリディスクの作成」の3つだ

システムバックアップを選ぶと、バックアップ先の選択画面になる。通常はバックアップ先はデフォルトのままで問題ない

使用容量を確認して、「開始」ボタンをクリックすれば、システムパーティションのバックアップが開始される

リカバリーの際には、システムリカバリーを選んで、回復環境での再起動の確認ダイアログで「はい」をクリックすると、回復環境で再起動が行われ、指示に従ってリカバリーが可能だ

 次は、最初にインストールや登録などの作業が必要なアプリケーションを紹介しよう。

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中