10月12日、PFUはネットワークに接続されたすべてのIT機器の管理を行なう「iNetSec Smart Finder」の販売を開始した。
製品は小型アプライアンス「iNetSec Smart Finderセンサー」と管理を行なう「iNetSec Smart Finder V1.0 マネージャー」、およびサポートサービスによって構成される。iNetSec Smart Finderセンサーをネットワーク内に設置することで、IT機器を自動検知。PFUの独自機能により、PCやプリンタ、ネットワーク機器、iPhone/Androidスマートフォンまで自動識別を行なう。IT機器の情報はチャート形式で一覧表示できる。
また、同社の「iNetSec Patrol Cube」と同じく、登録されていないIT機器の接続を検知・遮断。利用者が自ら遮断されたPCや携帯端末から直接ネットワーク利用の申請ができる。さらに印刷量やIT機器の稼働状況、電力使用量などをグラフ表示することも可能だ。
その他、任意のVLANやセグメントをグループ化して、それぞれに管理者を割り当てたり、資産管理ツールによるPC以外の管理を行ったり、PC検疫ソフトウェア「iNetSec Inspection Center」などの検疫ネットワークとの連携を行なえる。
iNetSec Smart Finderセンサー(1年間の無償サポート付き)は18万円、iNetSec Smart Finder V1.0 マネージャーは28万円となっている。