6万円台から買えるリビングノート「LIFEBOOK AH520/AN」
LIFEBOOKでわかった! 真のリビングノート7ヵ条 (3/3)
2010年07月28日 17時00分更新
第6条 トラブルへの備えは万全か
誤ってファイルを上書きしてしまった、あるいはネットワークにつながらなくなったなど、PCを利用しているとトラブルに遭遇することは避けられない。本記事を見ているようなPCに詳しいユーザーならともかく、お子さんや奥さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど多くのユーザーが利用するリビングノートでは、こうした場面で簡単に素早く対応できることが必要不可欠と言っていいだろう。
LIFEBOOK AH520/ANでは、さまざまなアプリケーションや機能でユーザーをサポートしている。トラブルが発生した場合、キーボードの上部の「サポートボタン」を押せば、Windowsが起動中なら「サポートナビ」が起動し、電源が入っていないときは「トラブル解決ナビ」が立ち上がる。
サポートナビは日頃のメンテナンスの方法やトラブル発生時の解決方法を詳しく解説してくれるユーティリティで、上級者が見ても参考になる点は多い。なお、日常のバックアップに便利なユーティリティ「かんたんバックアップ」もここから起動できる。
一方の「トラブル解決ナビ」は、ハードウェアのチェックやバックアップしたファイルのリカバリを行なうためのツール。OSが起動しないなどのトラブル時に、電源オフの状態でサポートボタンを押すと立ち上がる。
注目したいのは「ハードウェア診断」だ。不調でPCが立ち上がらないという経験をしたユーザーは多いと思うが、その原因を突き止めるのはかなり難しい。しかし、ハードウェア診断を利用すれば、自動的に不調の原因を調査してくれる。こうした安心感まで提供されているのは、LIFEBOOK AH520/ANの大きな特長だろう。
そのほか付属ユーティリティとして用意されている「マイリカバリ」では、メールソフトやウェブブラウザーの各種設定、ドキュメントファイル、追加したソフトウェアなどをバックアップできる。事前にこのユーティリティでバックアップを取得しておけば、何らかの問題が発生しても対応できるというわけだ。
第7条 サポートは充実しているか
ただ、どうしても自分では解決できないトラブルに遭遇したとき、やはりプロの手に頼ることになる。ここでポイントになるのは、サポートの充実度だ。
富士通ではウェブサイトで疑問やトラブルの解決方法を検索できる「Q&A navi」や、インターネット上でハードウェアのトラブルをチェックできる「ネットで故障診断」を提供しているほか、もちろん電話サポートも提供している。
昨今では、サポート期間中でも問い合わせ回数が決められていて、その回数を超えると有料になるというメーカーも存在する。しかし富士通では、サポート期間は何度問い合わせても無料というのが嬉しい。さらにあらかじめ指定した時間に富士通から連絡してくれる「サポートコール予約[24時間]」というサービスもあり、これを利用すればなかなかつながらずにイライラする、ということもない。
故障が判明した場合のサポートも手厚い。修理が必要な場合、保証期間内で保証書適用内であれば無料でユーザー宅までPCを引き取りに来てくれる上、基本的に約7日間で修理して届けてくれる。
しかも、LIFEBOOK AH520/ANの場合、通常保証1年間に加えて2年間の延長保証が追加出費なしで選択できる。もちろん24時間365日いつでもプロに相談できる「PCコンシェルジュサービス」など、有料サービスも充実している。これだけサポートが充実していれば、安心して利用することができるだろう。
リビングで使うためのおススメ構成はコレだ!
LIFEBOOK AH520/ANの標準(最小)構成時のCPUはシングルコアのAMD Sempronプロセッサ M140(2.20GHz)だが、5000円追加することでAMD Athlon II デュアルコア・プロセッサ M340(2.20GHz)にすることができる。リビングPCというのは動画再生など、何かとCPUパワーが必要な場面が多いので後者がお勧め。
また、メモリーも標準構成で2GBだが、できれば増量したいところ。なんと嬉しいことに、今なら通常価格の半額(+5000円)で4GBを選択できる。これを逃す手はない!
HDDは160GB(標準)/320GB(+2000円)/500GB(+8000円)から選択可能。外付けHDDなどを一緒に使うのであれば160GBでも問題ないと思うが、デジカメ写真や動画を内蔵HDDにため込むのであれば、できるだけHDD容量は多い方がいい。
ちなみに、LIFEBOOK AH520/ANはノートPCながらインターフェイスが豊富で、たとえばUSB 2.0端子を背面に3つ、側面に1つ用意する。HDDなど据え置き型のUSB機器は後ろに、マウスなど操作するデバイスは側面に接続することで、机上の配線もスッキリしやすくなる。
ネットワークは標準構成では有線LAN(10/100BASE-TX)のみとなるが、+1000円で無線LAN(IEEE802.11b/g/n)にも対応可能。1000円であれば追加しておいて損はないだろう。
そのほか、レーザーマウス(+1500円)やマイクロソフトのOffice 2010のバンドル(Office Personal 2010が+2万円、Office Home and Business 2010が+2万5000円)、標準搭載の「ノートン インターネット セキュリティ 2010」 90日体験版のアップグレード(15ヵ月版が6000円、24ヵ月版が9600円)などが選択可能。必要に応じて選択するといいだろう。
なお、グラフィックスはAMD M880Gチップセット内蔵のATI Mobility Radeon HD 4200 Graphicsとなる。
※価格はキャンペーン適用時・2010年7月28日現在のものです
このようにLIFEBOOK AH520/ANは、リビングノートとしての要件を満たしているだけでなく、ハードウェア性能も高くコストパフォーマンスは極めて高い。家族で使えるリビングノートを探しているなら、ぜひ検討してほしい1台だ。