日曜プログラマーのためのVisual Studio 2010入門 第1回
ブラウザーを癒しの窓に変える、Silverlightコンテンツ
制作開始! 青山倫子さんをフィーチャーしたら?
2010年06月29日 09時00分更新
写真とブログ、それだけでいいの?
インターネットが高速化し、コンテンツの表現能力が高まる中、ウェブ上でもさまざまなコンテンツが展開されるようになった。テキストと静止画中心の世界から、動きのあるコンテンツとリッチなUIを備えた世界へ……。
あなたのウェブサイトはもっとリッチで、楽しいものになる。この企画を通して、そんなメッセージを伝えたい。
インターネットは本当に自由な媒体だ。時間枠の制限、内容、仕掛け、掲載場所はもちろん、作り手(例えばプロではなく、視聴者が参加してコンテンツを作り上げるなど)の制約すら受けない。ブログパーツや勝手CMなどさまざまな形態の広告が登場している。発想さえあれば、それを形にするための柔軟な環境やツールが用意されている。
動画を多用したPRサイトも増えてきた。番組の合間に15秒あるいは30秒の尺で見せるテレビCMは、依然として規模・インパクトの面で大きな影響力を持っていてその地位は揺るがない。しかし、その一方で、インターネットならではの自由度を生かしたリッチな動画プロモーションは盛り上がりを見せている。
そんな環境を生かさない手はない。リッチなウェブコンテンツ(あるいはネット連携可能な使いやすいアプリ)を作ることは、とても魅力的な作業だ。
その一方で、実際に作りたいと思うとハードルの高さを感じてしまう人が多いのではないか。面白そうだが、自分にできるのか? そもそもどんなツールを使って、何をすればいいのか……。
日曜プログラマーでもできる、小粋なサイトの調理法
そんな疑問に答えるのが今回の企画だ。日曜プログラマーでも実践できるお役立ちテクニックを全4回で紹介していく。
「癒し」をテーマに、女優・青山倫子さんをフィーチャーし、同じ時間を共有できるようなコンテンツ/ウェブサイトを制作していく。
ウェブサイトを検索すれば、ほぼ100%の確率で女優・タレントさんの公式サイトがヒットする。しかし、多くのサイトはいまだに画像とテキストが主流だ。ブログやTwitterでの情報発信も進んでいるが、写真やプロフィールだけでなく、その人の雰囲気や持ち味も活かし、同じ時間を共有しているような、楽しめるウェブサイトを作れないものだろうか?
その回答はマイクロソフトの最新開発環境『Visual Studio 2010』と『Silverlight 4』にあった。第1回では、そんな企画開始の顛末を少しだけ紹介していこう。
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