昨年好調だったAMD「Radeon HD 5000」シリーズ。2010年第1弾の新型GPUとなる「Radeon HD 5670」を搭載したビデオカードの販売が14日14時からスタートしている。
「Radeon HD 5670」は、製造プロセス40nm、定格のコア/メモリクロックが775MHz/1000MHz、DirectX11サポートのミドルレンジGPU。
搭載メモリはGDDR5 1GBまたは512MB(メモリインターフェイスは128bit)で、ATI Eyefinity Technology、ATI Stream Technology、UVD2(Unified Video Decoder 2)、ATI Avivo HD Technologyに対応。Stream Processor数は400基で補助電源コネクタはない。位置付けとしては「Radeon HD 4670」の後継といえそうだ。
本日発売となったのはSapphireから3モデル、PowerColorから2モデル、玄人志向から2モデルの計7モデル。いずれも2スロット仕様の冷却クーラーを搭載し、GDDR5 1GBまたは512MBの各モデルがラインナップされている。
平日にも関わらず出足は好調な様子。直近の上位モデル「Radeon HD 5750」との価格差も気になるところだが、補助電源コネクタ無しにこだわるユーザーにとっては有力なビデオカードとなりそうだ。
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