管理の容易なユーザーID/パスワード認証を採用するSSL-VPN
プラムシステムズ、OpenVPN搭載アプライアンス「vpnuxmini」
2010年01月15日 06時00分更新
1月14日、プラムシステムズはオープンソースのVPNソフトウェア「OpenVPN」を採用したVPNアプライアンス「vpnuxmini」を2月に発売すると発表した。
OpenVPNはSSLを利用するVPNで、共有鍵方式、電子証明書、ユーザーID/パスワードによる認証に対応する。一方、vpnux miniでは、OpneVPNで一般的に用いられる証明書方式には対応せず、管理の容易なユーザーID/パスワードによる認証を採用している。同一セグメント内のブリッジ接続も可能になっている。
VPN利用時の最大スループットは8~10Mbps。同時利用ユーザー数や接続数に制限はないが、推奨は5~20名となっている。HDDを搭載しないファンレスの筐体で、「CDより一回り大きい程度」を謳う158×155×28mmという大きさに仕上げた。重さも約380g(ACアダプタを含まず)と軽量。設定に関してもConfファイルの直接編集ではなく、容易な設定を可能にするWebインターフェイスが用意されている。
価格は5万9800円(税込)で、同社Webサイトより販売を行なう。