このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」第82回

忘年会、合コンで実証済み

T教授お勧め! 女子の心をつかむガジェット10(前編)

2009年12月30日 23時00分更新

文● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
世にガジェットは数あれど、女子の心をつかむものとなると、かなり限られてくる

 今年も、さまざまなガジェットやアクセサリーを「戦略的衝動買い」してきた。今回から2回に渡り「総集編」として、宴会や合コンでウケた厳選10品を紹介していこう。

 2007年の年末にも5製品を選んで、同じお馬鹿コラムを書いた記憶がある(関連記事)。

 そのとき選んだものは、情けなさ爆発の「紙の財布」、サイズをその場で調整して彼女にプレゼントできる安価な「LEGO Watch」、ネジるだけでボールペン軸の周囲からマーカーがせり出すBICの「ブリーフィングペン」。また、今はもうサービスが停止したミニミニサイズの「MINI VISAクレジットカード」、同じく多くの店頭から姿を消したソニーの音楽再生ロボット「Rolly」──という5点だった。

 この傾向を見ても、「女子の心をつかむガジェット」の特徴が分かるだろう。例えば……

  • 小さく軽く身につけることができる
  • 突然もらっても負担に感じない適度に安価
  • 一瞬でその存在意義や価値が分かる
  • センスがよくて便利
  • 下ネタでない
  • くどくないあっさりした蘊蓄が手短に語れる

といった感じだ。

 お相手が単数か複数かを問わず、女子を中心とした懇親会や忘年会、反省会(!?)に10回近く参加してきた。このあたりで2009年版「女子の心をつかむベスト10ガジェット」を独断と偏見で選んでみたい。ただし、順位を付けることは極めて難しいので、ランキング形式にはしていない。

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。


目次

  1. ぶっちぎりなUSB「HACKED!」
  2. 宇宙の誕生まで語れる!? 腕時計型の日時計
  3. ベガスの金持ちになりきる!? 100ドル札の財布
  4. 気合いの入った落書き腕時計「IQウォッチ」
  5. 「触らせて!」と言われたデニムの背面カバー
  6. いつまで売り切れ!? ステッドラーのスベるマーカー
  7. 今更ながらの「USB目覚まし時計」
  8. ビジネスより宴会向き!? 超ミニ・プロジェクター
  9. 強さとエコさが響く「紙和ブリーフケース」
  10. iPodヘッドホン風の巨大スピーカー「500XL」

その1:ぶっちぎりなUSB「HACKED!」

 USBメモリーは、もはや、人類必携のケータイアイテムだろう。残念ながら企業の中には、持ち込み禁止だったり、パソコン側のUSB端子をふさいだりして使わせないという対策をとるところも多い。

 企業向けの大量販売を諦めたUSBメモリーメーカーは、かつてのコンシューマー市場における販売目標であった「一人1個」をはるかに飛び越えて、一人に10個も20個も売る戦略に切り替えた。ケータイの世界では、個人でも普通の3Gケータイとスマートフォンの2台持ちがいるが、より買いやすいUSBメモリーはその何倍もの売り上げを期待できるマーケットだ。

筆者手持ちのUSBメモリー

 といっても「データを渡す」という目的では競合が多い。かつてプログラムやデータを人に渡すには、フロッピーディスクが世界標準だった。そして高速なインターネットが標準となった現在、多くの目的はネットだけでも達成できる。デジカメやケータイ、DAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)の普及でうなぎ登りに生産が増えて、低価格化を実現したSDカード系もライバルだ。

 そういった厳しいメモリー競争の中、USBメモリーはその自由な外観デザインを武器に今も増え続けている。「HACKED!」は、今までありそうで無かったアイデアが秀逸だ(関連記事)。ちょん切れたケーブルからイメージするのは、ただの「不良品のUSBケーブル」。ケーブルとしては不良品でも、メモリーとしては2GBの完動品だ。

HACKED! HACKED!
HACKED!。購入価格は7875円

 宴会やパーティーにおいて、デジカメ写真などを渡す場合、2GBの容量があればまず問題ない。HACKED!とほぼ同じ値段を出せば、約8倍の容量のUSBメモリーが手に入る。だが、無駄で不要なモノに大事なお金を注ぎ込んでもしょうがない。

 何の変哲もない16GBのUSBメモリーを手にした彼女と、容量はたったの2GBだけど、とびきり怪しいUSBメモリーを手にして眼を丸くしている彼女のどちらが見たいだろうか? 筆者なら、高くて記憶容量は少なくても、ディープなコミュニケーションの取れそうなHACKED!を間違いなく選ぶ。

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン