あの“ミニチュア写真”が撮れる!――リコー「CX2」
リコーのコンパクトデジカメCXシリーズは、従来のRシリーズの機能を踏襲したコンパクトボディ&高倍率ズームレンズ搭載の機種である。最新の「CX2」は、従来機(CX1)で7.1倍だった光学ズームが光学10.7倍となり、28~300mm(35mmフィルム換算)の画角を持つまでにアップグレードされた。
撮像素子はCX1を踏襲して有効929万画素CMOSセンサーのままだが、シーンモードの中に新しく「ミニチュアライズ」が加わった。このシーンモードは、実際に写した風景などの天地をぼかして、まるでミニチュアで再現された風景を撮ったような印象で記録することができる機能である。このような撮り方はビューカメラなどのアオリの機能を使えば可能なのだが、それを画像エンジンのフィルター機能で再現してしまおうというもの。高いところから見下ろすような場合に使用してみると大変面白い効果が現れる。
ミニチュアライズのサンプル画像
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スピード起動&AFがウリ――ニコン「COOLPIX S640」
ニコンからは、起動時間約0.7秒の世界最速起動を謳った「COOLPIX S640」が発売されている。速さは起動時間に留まらず、約0.25秒の超快速オートフォーカスもウリにしており、実際使用していてもその速さは小気味良かった。
さらに「ターゲット追尾」の機能を使用すると、一度カメラが認識したターゲットまたは顔を常時追いかけ続けてくれるので、動く被写体などの撮影には大変便利。搭載するレンズは光学5倍ズームレンズで28~140mm(35mmフィルム換算)の画角をもっている。ボディの小ささからも普段からの持ち歩きに向いているかもしれない。
ターゲット追尾機能のサンプル画像
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