ペンタックスから防水・防塵コンパクトデジカメの新機種「Optio W80」が7月中旬に登場する。予想実売価格は4万円前後。
IPX8相当の防水性能を備え、水深5mで連続2時間の動作が可能。また、IPX6相当の防塵性能を備え、マイナス10度の低温環境でも撮影できる。さらに、ボディ内に衝撃吸収部材を配置することで、高さ1m以内の耐落下衝撃性能も実現している。
背面モニターは2.5型(約23万ドット)。レンズは光学5倍ズームが可能で、焦点距離は5~25mm(35mm換算で約28~140mm)。撮像素子には有効約1210万画素のCCDセンサーを採用し、従来機種の「Optio W60」(有効約1000万画素)からスペックアップしている。
シャッタースピードは1/1500~1/4秒(夜景モードで最長4秒)、ISO感度は64~6400となっている。電子式手ぶれ補正に加え、感度を自動で調整して手ぶれを抑える「高感度ぶれ軽減モード」や動画撮影専用の手ぶれ補正機能「Movie SR」を搭載する。
動画は最大1280×720ドットの撮影が可能。水中に最適な画質設定で撮影できる「マーメードムービー」モードを用意する。
そのほか、撮影した画像に加工処理を施す「デジタルフィルター」は、「トイカメラ」や「レトロ」といった項目が追加され、全部で20種類の処理が楽しめる。
本体サイズは幅99.5×奥行き24.5×高さ56mm、重量は約135g(本体のみ)。