もうレンタルビデオ店は不要!?
豊富なテレビ向け動画配信サービス
テレビ向けの動画配信サービスである「アクトビラ ビデオ」も快適に使え、コンテンツ探しをサクサク行なえる。タイトル数もかなり充実してきているし、レンタルビデオのように借りに行く手間も、返しに行く手間もないので実に快適だ。
ちなみに「アクトビラ ビデオ・フル」のハイビジョンコンテンツの場合、画質的には地上デジタル放送とほぼ同等と感じた。映像フォーマットはMPEG-4 AVCなので、転送レートは6~8Mbpsぐらいだと思われる。
これはタイトルごとに多少の違いがある。圧縮による画質劣化はあまり気にならず、気軽なビデオ視聴として十分なものだ。
価格は1タイトルあたり300~500円が相場で、コンテンツ購入にはあらかじめクレジットカードの登録などが必要だ。
なお、本機はプレーヤーなので、アクトビラの映像ダウンロードサービス(TSUTAYA.TVが提供)には非対応。試しにコンテンツを選択してみると、サービスに非対応であることを示す画面が表示された。
DMM.TVの操作感もほぼ同等。こちらもタイトル数が揃っていて、両方を合わせればかなりのタイトルをオンデマンドで楽しめる。
この2つのサービスを合わせると、最新の洋画からアダルティーなものまで多種多様なビデオタイトルを楽しめるだろう。正直、レンタルビデオはもう必要ないかもという気になった。
最高の画質・音質で楽しみたいものはBlu-ray Discタイトルを購入し、ちょっと気になる作品はネットワークで視聴するといった使い分けも有効な活用法と言えそうだ。
ただし、特にハイビジョンコンテンツを快適に楽しむには、光接続が推奨(アクトビラビデオ・フルなら実効速度12Mbps程度)となる。
DMM.TVではスピードテストで快適に視聴できる転送レートを確認できるので、ADSL回線のユーザーなどスピードが遅い回線の場合は事前にチェックしておいた方がいいだろう。