Antecの超ロングセラーPCケース「P180」シリーズに待望の新型モデル「P183」が登場した。明日20日から店頭販売もスタートする。
P183
同製品は「P180」をベースに改良を加えたモデル。電源を下部にマウントする2層式構造はそのままに、フロントドアパネルに吸気スリットを追加し、ドア内フロントベイカバーに吸気口およびフィルターを搭載。下部電源チャンバーのファンホルダー位置がHDDゲージ前方に移動されており、奥行きの長い電源の搭載も可能となっている。
サイズは「P180」とほぼ同等で、205(W)×507(D)×540(H)mmとなり、重量は約14kg。ベイ数は5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6。トップとリア、底面にそれぞれに120mm角ファンを1基装備。価格はクレバリー1号店で2万1787円、BLESS秋葉原本店で2万1800円(明日発売開始)となる。
CP-850
ちなみに、この電源搭載部には、本日発売の電源「CP-850」が搭載可能。同電源は、今回の「P183」のほか、「Twelve-Hundred」や未発売の「P193」のみに搭載可能な専用電源という珍しいものだ。主なスペックは80PLUS認証、NVIDIA SLI認証を取得したATX12V Ver2.3/EPS 2.91準拠の850W。サイズは175(W)×200(D)×119(H)mmとATX規格に囚われないことで大口径の120mmPWMファン(390rpm~2600rpm)を搭載。Dual PCBを採用することで電源筐体内部を効率よく冷却するという。ケーブル類は主要なもの以外は着脱式を採用。価格はドスパラ秋葉原本店で1万7800円だ。