ZalmanからHTPC向けのケース「HD135」が近日登場予定だ。横置きタイプのアルミケースで、本日よりツクモケース王国でサンプルを展示中となっている。
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Zalman製のHTPC向けのケース「HD135」。総アルミの製品でVFDを搭載したシンプルなデザインとなっている |
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内部の様子。装着可能な電源は編集部側の実測値では奥行き150mm程度のものとなっているようだ |
この製品は“COMPUTEX TAIPEI 2006”でも展示されていたもの。“HD100”シリーズには3つのラインナップがあるようで、最上位の「HD160 XT」は7インチのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載、ミドルレンジモデルの「HD160」はタッチパネル液晶ディスプレイの代わりにVFDを装備、そして今回紹介するエントリーモデルにあたる「HD135」は、ボリュームスイッチなどを廃してVFDを配置したシンプルなデザインとしているのが特徴だ。
サイズは435(W)×425(D)×135(H)mm、重さは5.2kg。拡張カードはフルサイズのものを装着可能だ。拡張ベイの構成は5インチ×1、3.5インチ×6(うちシャドウベイは5)という構成。システムファンは天板部分に8cm角のものが1基と、電源搭載スペースの脇の底板部分に同じく8cm角のものが1基、計2基搭載されている。前面のVFD搭載部分は開閉式の蓋となっており、開けることでフロントアクセスユニットが現れる。インターフェイスはUSB×2、IEEE 1394×1、アナログ音声入出力×各1となっている。電源は非搭載となっており、編集部が実測した限りでは奥行きが150mm程度のATX電源ならば装着可能なようだ。カラーはシルバーとブラックの2モデルで、展示している同店によると、発売日は9月または10月くらいになるのではないかとしている。
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8cm角ファンは天板と底板部分にそれぞれ1基ずつ、計2基が用意されている | | スロット数は7つで、フルサイズのカードを装着可能だ |
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“COMPUTEX TAIPEI 2006”で展示されていた最上位モデルとなる「HD160 XT」。7インチのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載するのが特徴 | | こちらはミドルレンジモデルの「HD160」。フロントにはボリュームツマミが用意されている |
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