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RIAJ、音楽ファイルを不正公開したユーザーの情報開示を行なわないISPを会員各社などが提訴と発表

2006年05月16日 21時20分更新

文● 編集部

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(社)日本レコード協会は16日、同協会の会員となっているレコード会社と関連レコード会社14社が、ファイル交換ソフトを利用してインターネット上で音楽ファイルを不正にアップロード(公開)しているユーザー19名の氏名などの開示を求める訴訟を、インターネットサービスプロバイダー(ISP)3社を被告として、東京地方裁判所に提起したと発表した。

これは、市販音楽CDの音源ファイルを交換ソフトを利用して許諾なくアップロード(公開)している行為が著作隣接権(送信可能化権)を侵害しているとして、“プロバイダ責任制限法”第4条第1項に基づき、ユーザーの氏名/住所などの情報(発信者情報)の開示をISPに求めたものの、発信者情報を独自の判断で開示することを控えるとしたISPの対応を受けてのもの。

会員レコード会社各社は、損害賠償請求などを行なうために必要な発信者情報の開示を求める法的対応を、ISPに対して継続して行なう予定としている。

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