(社)日本レコード協会は25日、東京地方裁判所が、インターネットサービスプロバイダー(ISP)に対し、ファイル交換ソフトを利用してインターネット上に音楽ファイルを違法にアップロードしていたユーザーの発信者情報(氏名/住所など)の開示を命じる判決を下したと発表した。
これは、会員企業など14社が5月に行なった提起に対する判決で、会員企業は、今後、ISPから各社に住所/氏名が開示されるユーザーに対し、損害賠償請求などを行なう予定としている。
会員企業14社(訴状の当事者目録順)は、ビクターエンタテインメント(株)、キングレコード(株)、(株)テイチクエンタテインメント、ユニバーサル ミュージック(株)、東芝EMI(株)、日本クラウン(株)、(株)徳間ジャパンコミュニケーションズ、(株)ポニーキャニオン、(株)ワーナーミュージック・ジャパン、(株)BMG JAPAN、ジェネオンエンタテインメント(株)、(株)キューンレコード、エイベックス・エンタテインメント(株)、(株)バーミリオンレコード。
