カノープスからTVチューナ/キャプチャ製品2モデルが明日登場予定だ。1つはPCI接続の内蔵型カード「MTVX2006HF」、もう1つはUSB接続の外付けボックス型である「MTVX2006USB」だ。どちらもインターフェイスを一新した視聴コントロールソフトの「FEATHER2006」が付属する。
TVチューナにソニー製のスプリットキャリアタイプを採用したPCI接続の内蔵型カード「MTVX2006HF」 |
「MTVX2006HF」はネーミングからPHILIPS製のハードウェアMPEG-2エンコーダを搭載した「MTVX2005HF」の後継モデルと思うかも知れないが、基板やチップ構成を見る限りNEC製エンコードチップを採用した「MTVX2005」の後継にあたるようだ。チューナにはソニー製のスプリットキャリアタイプを採用。録画時に“3D Y/C分離”と“3Dノイズリダクション”機能の同時使用が可能(視聴時には排他利用)なほか、CGMS-Aに対応しているためコピーコントロール信号の含まれた地上/BSデジタルなどの録画をサポートする。キャプチャ時の解像度は720×480/480×480/352×480/352×240ドットの4つを、ビットレートは1.2~15Mbps(VBR/CBR)の間で0.1Mbpsごとに設定できる。付属の視聴コントロールソフト「FEATHER2006」は従来バージョンの「FEATHER2005」からインターフェイスを一新。AV家電や「Windows XP Media Center Edition」に採用されているような“10フィートUI”から、TV/ビデオの小さな再生ウィンドウや、再生・停止操作などを行なうコントロールパネルなどを配置した“ライブタスクバー”と称する、縦長のタスクバー型のインターフェイスとなっている。もちろん「FEATHER2005」のインターフェイスデザインに戻すことも可能だ。なお、USB接続の赤外線リモコン「CRM2005」を同梱した1000個限定のパッケージも同時に発売される。
チューナ部分には“Split Carrier”(スプリットキャリア)という文字も見える | 1000個限定で発売されるUSB接続の赤外線リモコン「CRM2005」が同梱されたパッケージ |
一方、USB 2.0接続の外付けボックス型である「MTVX2006USB」は、従来モデルの「MTVX2005USB」をマイナーチェンジしたもの。新たに“3D Y/C分離”と“3Dノイズリダクション”機能の同時使用が可能になった。スペックでは録画時の解像度として720×480ドットのみをサポートするようになったほか、ビットレートは2~15Mbps(VBR/CBR)でで0.1Mbpsごと設定できるようになっている。本体サイズは20(W)×115(D)×95(H)mm、重さは約230g。こちらも視聴コントロールソフトとして「FEATHER2006」が付属する。
両モデルとも一部ショップでは販売が開始されているが、ほとんどが明日からの発売となっている。各ショップでの予価は以下の表のとおり。
「MTVX2005USB」をマイナーチェンジした「MTVX2006USB」。若干のスペック変更のほか、視聴コントロールソフトとして「FEATHER2006」が付属する | 画面のように「FEATHER2006」は“ライブタスクバー”と称する縦長のタスクバー型のインターフェイスに変更された |
価格 | ショップ |
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カノープス 「MTVX2006HF」 |
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\19,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
\19,800 | T-ZONE.PC DIY SHOP 俺コンハウス ドスパラアキバ店 |
\19,980 | ドスパラ本店 |
カノープス 「MTVX2006HF」 「CRM2005」同梱モデル |
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\19,770 | フェイス |
\19,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
\19,800 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
カノープス 「MTVX2006USB」 |
|
\19,770 | フェイス |
\19,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
\19,800 | スリートップ2号店 ドスパラアキバ店 |
\19,897 | クレバリー1号店 |
\19,950 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
\19,980 | ドスパラ本店 |