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ネットワーク経由でTV視聴/録画が可能なカノープス製チューナユニット「DNT-888L」が発売に!

2005年09月07日 20時52分更新

文● 美和

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 カノープスからハブ内蔵のブロードバンドルータなどに接続することにより、ネットワーク上のPCからTV視聴ができるというTVチューナユニット「DNT-888L」が登場した。TVチューナ/キャプチャカードを搭載できないPCでもTV視聴や録画が可能となるのが特徴だ。

本体 パネル
ハブ内蔵のブロードバンドルータなどに接続することにより、ネットワーク上のPCからTV視聴が可能になるというTVチューナユニット「DNT-888L」フロント側に搭載されているLCDは青く発光する

 セットアップは簡単で、TVアンテナやコンポジットなどの外部入力ケーブルを本体に接続したのち、ハブ内蔵のブロードバンドルータに接続。そしてTV視聴をしたいPCに付属のクライアントソフト「FEATHER2005 V2」をインストールすれば、TVの視聴および録画が可能になる。
 パッケージによると、専用のMPEG-2エンコードチップを搭載しており、TVチューナには放送信号を映像と音に分離して処理することにより高音質/高画質を実現するという“Hi-Fiスプリットキャリアチューナ”を採用。画質補正機能としてゴーストを低減させる“10Tapゴーストリデューサ”機能のほか、色にじみを抑え輪郭を強調する“3D Y/C分離”や画面のザラつきを抑える“3Dノイズリダクション”機能(“3D Y/C分離”と“3Dノイズリダクション”は排他利用)などを搭載する。本体フロント側にブルーバックライトで表示されるLCDを用意しており、IPアドレスや配信先、ビットレートなどを表示可能だ。対応チャンネルはVHFが1~12ch、UHFが13~62ch、CATVがC13~C35。MPEG-2でのエンコードが可能で、解像度は720×480/480×480/352×480/352×240ドットの4種類から、ビデオビットレートは2~8Mbps(VBR/CBR)で設定可能だ。インターフェイスとしてTVアンテナ端子(F型)のほか、S-Video/コンポジット/コンポーネント端子を搭載。サイズは184(W)×205(D)×50(H)mm、重さは約1200g。価格はフェイスで3万8770円。また8日から発売としているショップの予価は、TWOTOP秋葉原本店が3万8780円、T-ZONE PC DIY SHOPとドスパラ秋葉原2号店 Prime館が3万9980円となっている。

構成図1 構成図2
接続構成図。このようにネットワーク経由でTV視聴/録画が可能となる。無線LANを使った視聴も可能だ複数台用意することにより、多チャンネル同時録画や複数のPCでのTV視聴が可能となる
インターフェイス コンポーネントケーブル
インターフェイスとしてTVアンテナ端子(F型)のほか、S-Video/コンポジット/コンポーネント端子を搭載。LANポートは100Base-TX対応コンポーネント変換ケーブルも付属する
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