17日、Linux Cafe di PRONTO 秋葉原店にて、Thermaltakeの新製品を展示するイベント“サーマルキャンプ2005 in 秋葉原”が行なわれた。同社が得意とするCPUやビデオカード向け冷却製品に関連してインテルやAMDのデュアルコアCPUのデモやスピーチもあり、相乗効果を狙った製品アピールが行なわれていた。
“サーマルキャンプ2005 in 秋葉原”の会場となったLinux Cafe di PRONTO 秋葉原店。同社製CPUクーラーが取り付けられた特製ヘルメットをかぶったスタッフらがイベントを盛り上げた |
Thermaltake本社社長Kenny Lin氏による特別スピーチでは、会社紹介の他に今後の製品ラインナップが紹介された。その中で目を引いたのは、デュアルポンプと液体金属を用いた大型CPUクーラーと、同じく液体金属の循環によるCPU冷却システム。前者は9月頃の発売を目指しているという。後者はまだ開発中の段階であるが、完成すればかなりの高効率でCPUの熱を排出する小型冷却システムが期待できそうだ。
会場内では未発売製品を含め多数の製品が展示されていた。水冷キットはビデオチップ冷却用モデル「Tide Water」、メンテナンスフリーの「Silent Water」、5インチドライブベイに搭載する「AquaBay」などが注目を集めていた。