プラネックスコミュニケーションズ(株)は25日、複数のルーターを多重化するプロトコル“VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)”に対応し、利用中の1回線が切断されても、別の回線に自動で切り替えることができるブロードバンドルーター『BRC-14VG』を6月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。直販サイトでは2万1800円で販売する。
![]() | 『BRC-14VG』 |
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『BRC-14VG』は、プロセッサーにインテルIPX422-266MHzを採用したブロードバンドルーターで、VRRPに対応しているほか、IPv6ブリッジ機能、IPsec(3DES)時のスループットが最大約45MbpsのVPN(IPsec/PPTP)機能、USBプリントサーバー機能、USB接続のHDDをNAS(Network Attached Storage)として利用できる機能、USBウェブカメラを利用したリアルタイム映像配信機能などを搭載するのが特徴。PPPoEマルチセッション(同時4セッション)にも対応し、有線部のスループットは94Mbps(FTP)/100Mbps(SmartBits)。セキュリティー機能は、SPI(ステートフルパケットインスペクション)や不正アクセス検知機能を搭載し、パケットフィルタリング、DMZホスト機能、ローカルサーバー(ポートフォワーディング)機能なども利用できる。ダイナミックDNSもサポートする。
インターフェースは、WANが10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)、LANが10/100BASE-TX×4(Auto MDI/MDI-X対応)で、USB 2.0×2も装備する。電源はACアダプターを利用し、消費電力は約8.3W。本体サイズは幅30×奥行き150×高さ200mm、重量は約504g。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.x/9.x、Mac OS X。
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