Lian-Liから、電源をケース前面に設置する構造のATXマザー対応アルミケース「PC-V800」が登場した。ケースはアルミ製で、側面には2mm厚のアルミを使用している。なお、電源は非搭載となる。
|
---|
電源を前面に配置したユニークなエアフロー設計のアルミケース「PC-V800」 |
|
---|
比較的余裕のあるケース内部 |
電源の熱は前面のメッシュから排出し、チップセットなどの熱は背面の60mmファン×2で排熱するユニークなエアフロー設計のケース。天板のCPUクーラー直上部分には80mmファンが取り付けられており、CPUの熱はここからも逃げるようになっている。ファンの軸受けはボールベアリング方式を採用している。5インチベイ×3、3.5インチシャドウベイ×2を搭載し、5インチベイの1つは3.5インチベイとコンパーチブルになっている。
フェイスの店員によると、2つの3.5インチシャドウベイは意外と間隔が開いているので、IDEケーブルの長さによっては2台のHDDをマスターとスレーブにケーブル1本で接続するのは難しいかもしれない。プライマリーとセカンダリーでそれぞれ接続するか、Serial ATAで接続するほうが無難とのこと。
サイズは380(W)×440(D)×164(H)mmで重量は約5.5kg。カラーはブラックとシルバーの2色。販売しているのは高速電脳、フェイス、T-ZONE.PC DIY SHOPで、価格はブラック、シルバーともに1万5800円(T-ZONE.PC DIY SHOPはシルバーのみ)となっている。
|
| |
---|
フロントパネルのインターフェイスはIEEE1394、USB2.0×2、ヘッドフォン端子、マイク端子 | | 背面には電源コネクタ、60mmファン×2、PCIスロット×7を配置。電源設置部がないためスッキリとした印象だ |
|
| |
---|
5インチベイのいちばん下が3.5インチべイとコンパーチブルになっている。左側面に見えるのが3.5インチシャドウベイ | | 電源を前面に配置するため、ケース背面の電源コネクタまで電源の延長ケーブルがひかれている |
【関連記事】
【取材協力】