Lian-Li「PC-V1000」 | 前面にも背面にも、多数の小さい穴があけられている |
Lian-Liから、新型アルミケース「PC-V1000」が来週登場する。前面も背面も、多数の小さい穴があけられたメッシュパネルとなっており、前面全体から空気を取り込み、背面全体から排出するという作りになっているのが特徴。まさしく“Power Mac G5”と同様のエアフロー構造となっているのだ。
内部は上下に大きく仕切られている | 一般的なケースとは逆にマザーボードが上、電源が下 | |
背面の12cm角ファンは上側の空間の通風を担当 | シャドウベイは6つ。前面の12cm角ファンで直接冷却され、風は電源で背面に抜ける |
サイズは210(W)×490(D)×450(H)mmで、本体底面にはキャスターが付く。ベイ数は5インチ×4、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6。前面ポートはIEEE1394×1、USB2.0×2、オーディオIn/Out。
その特種なエアフロー構造のためか、内部のレイアウトは一般的なケースとはやや異なっている。通常とは逆にマザーボードが上、電源が下という配置で、5インチベイ/3.5インチベイ/マザーボードと3.5インチシャドウベイ/電源の間でケース内の空間が上下に仕切られているのだ。このうち上側は背面に設けられた12cm角ファンで、下側は前面の12cm角ファンと電源のファンでそれぞれ風を通すようになっている。
入荷したのはツクモケース王国。来週より販売をはじめる予定とのことで、予価は3万9800円。また同店によると、今回のシルバーバージョンのほかブラックバージョンも、さらに同じ構造とデザインのフルタワーバージョン「PC-V2000」(5インチベイ×7、3.5インチシャドウベイ×12)も入荷予定で、同じく来週から販売する予定とのこと。
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