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カノープスのソフトウェアキャプチャカード「MTV800HX」が1万円以上の値下げ!

2003年09月20日 23時57分更新

文● 増田

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「MTV800HX」
「MTV800HX」

 カノープスのソフトウェアエンコードキャプチャカード「MTV800HX」が、大幅に価格を下げて再登場している。実質的な下げ幅は約1万2000~1万3000円という大きなもので、実売価格は7000円後半から9000円台とかなり衝撃的だ。



7000円後半から9000円台 中身
アキバの店員もびっくりの価格だ製品構成は以前と同じようだ

 「MTV800HX」は昨年12月に発売された製品で、当時の価格は約2万円。その後、今年4月に若干の価格改定が行われ約1万8000円前後で販売されていた。そして今回の大幅価格改定ということで、これにはさすがに秋葉原のショップ店員も驚いた様子。たしかに最近のソフトウェアエンコードタイプのキャプチャカードは低価格路線がすすみ、今では3000円台から購入できるものもある。また7000円後半から9000円台という価格設定も、国内メーカーの製品であれば平均値であるとはいえる。だが“カノープス”という比較的高価なブランドイメージの強いメーカーが、今回のような大幅値下げに踏み切るのはめずらしいといえるだろう。
 同社からは7月にソフトウェアエンコード採用のTVチューナ/キャプチャカード「QSTV10」が発売されている。コンセプトの異なる製品とはいえ、同じソフトウェアエンコードタイプの製品で価格も約1万3000円程度。「MTV800HX」が値下がりしたことで、こちらの売れ行きを心配するショップも多く、また人気の“カノープス”ブランドということで、同価格の他社製品も苦しくなるのではという声も多く聞かれた。もっともこれらの話は、エンドユーザーには関係のない話。買う側にしてみればこれほどうれしいことはないが、すでに購入してしまったユーザーにとっては耳の痛い話題かもしれない。価格および販売店は以下の通り。


価格 ショップ
カノープス
「MTV800HX」
\7,777 クレバリー1号店
\7,780 コムサテライト3号店
\7,799 TSUKUMOeX.
\8,980 DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館
\9,800 OVERTOP
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