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巨大ファンレスヒートシンクと缶入りのビデオカードが“GeForce4 Ti4200 with AGP8X”を搭載して再び登場

2002年12月27日 23時14分更新

文● 増田

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「SVTi42008XHS」
「SVTi42008XHS」

 各メーカーからほぼ出尽くした感のある“GeForce4 Ti4200 with AGP8X”搭載ビデオカードだが、本日新たにSIGMACOMとSparkleから新製品が登場している。どちらも以前“GeForce4 Ti4200”で採用された巨大ヒートシンク(SIGMACOM)缶入り(Sparkle)という一風変わった仕様をそのまま継承したもの。



「SVTi4200-128HS」表 ブラケット 厚い
ヒートパイプを採用したビデオチップ用ヒートシンクを搭載ブラケット部はVGA、DVI、TV-OUTカードの厚みがある分AGPスロットに取り付けた際にその下にあるPCIスロットは使用することはできなくなる
パッケージ
パッケージは以前のモデルと同じ

 SIGMACOM「SVTi42008XHS」は、以前発売された“GeForce4 Ti4200”採用の「SVTi4200-128HS」と同じく、韓国Zalman Techとの間で共同開発されたというヒートパイプを採用したビデオチップ用ヒートシンクを搭載したもの。すでSVTi4200-128HS発売後ヒートシンクのみの単品販売も開始されており、使用しているビデオカードをファンレス化したいユーザーに人気のアイテムとなっている。前回の製品もそうだったが、ボードの表、裏に装着された2つの巨大ヒートシンクがヒートパイプでつながっているという構造のため、カードの厚みがある分AGPスロットに取り付けた際にその下にあるPCIスロットは使用することはできなくなる点には、注意が必要だろう。主な仕様は搭載メモリがDDR128MBで、コアクロック250MHz、メモリクロックは513MHzとなりブラケット部にはVGA端子、DVI端子のほかS-Video出力端子がつく。価格はOVERTOPで2万6477円、コムサテライト3号店で2万6500円、クレバリー1号店とコムサテライト2号店で2万6800円、スーパーコムサテライトで2万6980円となっている。



缶入り
再び登場した缶入りケース
中身
すべての付属品は缶の中に収められている

 一方のSparkle「SP7228-PT」だが“GeForce4 Ti4200”搭載の「SP7200T6-PT」で採用された缶入りパッケージを今回も使用している。同社からは別に“GeForce4 Ti4200 with AGP8X”搭載の「SP7228DV」が発売されているが、SP7228-PTに採用するカード両面を覆ったヒートシンクはデュアルファンを使用した豪華なものとなっている。搭載メモリは128MBで、すべての付属品は缶の中に収められている。価格は、コムサテライト3号店で2万9800円となっている。



「SP7228-PT」
「SP7228-PT」
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