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旭日旗の「冷戦」シリーズに新作が登場、ケース内冷却ファンも!

2002年06月22日 22時00分更新

文● 水野

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冷戦シリーズ新作

 今年4月末に登場し、旭日旗をあしらったパッケージの強力なインパクトで話題を呼んだセンチュリーのCPUクーラー「冷戦」シリーズ。その新作4種類が新たに登場した。もちろん、今回も旧帝国海軍にちなんだネーミングとなっている。



巡洋艦「最上」戦艦「播磨」

「最上」「播磨」

 「最上」「播磨」と名付けられた2製品はいずれもSocket A/370用CPUクーラー。どちらの製品も重量は489g、Athron 2100+までの対応。ヒートシンクは銅とアルミのハイブリッドで、中心に銅柱が入った渦巻状のもの。サイズは83(W)×74(D)×45(H)mm。
 異なるのはファンの性能で、「最上」が4200rpm/30dB、「播磨」が3000rpm/25dBとなっており、7cm角25mm厚相当サイズ。価格は高速電脳で3180円、クレバリー1号店で3480円(「最上」のみ)、CUSTOMで3880円。



航空巡洋艦「最上」 本当は実在しない戦艦「播磨」(未成艦の名前で予定されていたと言われるが諸説あり)
底面 横から
渦巻き状のヒートシンク、アルミ製のファンのハウジングなど、クーラーそのものの外観は同一。巡洋艦「最上」の方がファンが強力になっている

駆逐艦「野風」「波風」

発売中

 駆逐艦の名前が付いた2製品は、ケースに装着するファン。「野風」はブラケット部から熱気を排出できるファンとなっており、ブラケットと平行にダクトを設けサイドパネルに近い位置にファンが来るという形態だ。ファンは6cm角10mm厚で騒音35dBというスペックだが、その付近のダクトがふさがれておらず、せっかく吸い込んだ熱気が排出される前にケース内へ洩れてしまうのではと心配になってしまう。またファン部がブラケットから大きく出っ張ってしまっている(約3cm)ため、ブラケットとサイドパネルの間の空間が狭い細身のケースで使用するとサイドパネルが閉まらなくなってしまう可能性があるのも注意。価格はWonderCityで1879円、クレバリー1号店で1880円、CUSTOMで1980円。



「峯風」級後期型駆逐艦「野風」 ブラケット部に装着
一見、よくできたダクト 出っ張っててしかも開けっぴろげ
ブラケット部に装着する排気ファン「野風」

 「波風」は、ブラケット部に装着するのは同じだが、AGP/PCIカード方向に風を吹き付けて冷却するというもの。7cm角15mm厚、4800rpmのファンの2連装となっており、騒音は39dB。このタイプの製品らは、アイネックスの「CA-071」などいくつか店頭に並んでいるが、ファンサイズが7cm角と多少大きめである点が目を引く。価格はWonderCityで1879円、クレバリー1号店で1880円、CUSTOMで1980円。

「峯風」級後期型駆逐艦「波風」 ブラケット部に装着
ツインファン 厚さはこんな感じ
拡張カードに直接風を吹き付けて冷却する「波風」
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