半透明のパッケージとユニークなねじ式固定金具が特徴の台湾Doshine製CPUクーラー「Do Cool」。アルミ製ヒートシンクの初代「DSCA-02」から始まり、銅とアルミのハイブリッドの2代目「DSCA-04」へと進化したのに続き、さらに2度目の改良を受けた3代目「DSCA-04MkII」が登場した。
底面の比較。左が平らなDSCA-04MkII、右が銅柱が出っ張ったDSCA-04。 |
お馴染みの固定金具、銅とアルミのハイブリッドのヒートシンクを含め、全体の構成はDSCA-04と同じ。改良点は3つで、まず1つ目は銅柱下端のコア接触面がヒートシンクから出っ張っていたのを、すべて平らにしたこと。従来の形状では底面積が狭いため金具の圧力がコアのみにかかり、安定性が悪かった点の改良だ。
固定金具。方向表示が入っている |
2つ目は、同じく銅柱底面が18金メッキされていたのを廃止したこと。見栄えは良くても熱伝導に関してはマイナス効果となっていたもので、これにより熱伝導率が向上しているという。
そして3つ目は、初心者でもわかり易いように固定金具に取り付け方向の指示を入れ、さらに底面にも同様の指示のあるワッペンを貼って出荷されるようになったこと。
全体に、より取り扱いやすくするためのマイナーチェンジといえよう。
サイズは60(W)×60(D)×59(H)mmでファンは25mm厚、回転数は4500rpmで騒音は33dB。Athlon XP 2200+まで対応するとしており、価格はCUSTOMで2980円。
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