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Shuttle製のSocket A用小型FlexATXマザー搭載ベアボーンが明日から順次発売!

2002年05月09日 23時40分更新

文● 小磯

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 3月8日の記事でその存在をお伝えしていた、Shuttle製の小型FlexATXマザーボード「FS40」。初の小型Socket Aマザーボードとなった同製品を搭載する小型ベアボーンPCが、明日10日から5月中に順次発売される予定となっている。

FS40
「FS40」

 FS40はGeForce2 MX相当のハードウェアT&L対応ビデオコアを内蔵するチップセット“SiS740/SiS961”を搭載するマザーボード。Realtek製の“RTL8100B”、CMedia製の“CMI8738”、agere製の“FW323”というオンボードチップによってそれぞれネットワーク接続、アナログ6ch&デジタルサウンド出力、IEEE1394をサポートするオールインワン製品という位置づけは先に登場したShuttle製Pentium 4用小型マザーボード「FS50」と同じである。オンボードで用意されるインターフェイスの種類と数もまったく同じ。拡張スロットはPCI×2で、これもSS50と同じだ。AGPスロットを用意している恵安扱いの“おかもちベアボーン”と比較すると、ビデオ機能の高速化という点で若干劣るが、「AGPスロット搭載モデルも投入する可能性もある」(Shuttle)とのことで、発売前ではあるが、今後の展開からも目が離せない製品と言える。



第1弾は「M.J」のAthlon対応版

M.J M131 B
「M.J」。写真はブラックモデル「M.J M131 B」

 FS40搭載ベアボーンPCの先陣を切るのは星野金属工業(ソルダム)の「M.J」。先にPentium 4対応モデルが登場した“小型版「WINDy Jazz」”のAthlonファミリ対応版だ。212(W)×310(D)×260(H)mmというサイズのケース自体は両製品ともまったく同じもので、もちろんインターフェイスも同じ。電源も従来製品同様、Enhance製のSFX12V対応160Wモデルを採用している。単純にPentium 4対応か、Athlonファミリ対応かで選択肢が増えたことになる。



店頭ポスター

 本体カラーもPentium 4対応モデルと同じく、ホワイトパールマイカの「M.J M101 WPM」、ブラックの「M.J M131 B」、そしてシルバーの「M.J M141 S」の3色が用意されている。入荷予定のショップと予定価格は以下のとおりで、値段もPentium 4対応モデルと同じだ。AthlonファミリをベースにPCを組んだ場合に感じられる、Pentium 4に対する安価さがないのは残念だが、第1弾ということで、小型のAthlon XP搭載PCをいち早く手に入れたいなら見逃せないだろう。


9日現在の価格情報(10日販売予定価格)
価格ショップ
M.J M101 WPM
\51,800ZOA 秋葉原本店
ソフマップ1号店 Chicago
TSUKUMO eX.
ツクモParts王国
ツクモパソコン本店II
ツクモ12号店
T-ZONE.PC DIY SHOP
BLESS 秋葉原本店
M.J M131 B/M.J M141 S
\49,800ソフマップ1号店 Chicago
TSUKUMO eX.
T-ZONE.PC DIY SHOP
BLESS 秋葉原本店

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