続々登場しつつあるキューブ型ベアボーンPCを後目に、MicroATXでありながら、そのスタイリッシュな外観で注目を集めたベアボーンPC「Paradox」。
一部で「ケースだけ欲しい!」という声も聞かれたが、その声に応え、本日とうとうそのものズバリの製品「MT-PRO770」が発売された。ニックネームは「MicroMASTER」だ。
サイズは190(W)×382(W)×350(H)、電源は同社ブランドの350Wモデル「WiNDy Varius350」。ベイ数は5インチ×2、3.5インチ×1、シャドウベイ×4で、前面ポートはオーディオIn/Out、USB×2、IEEE1394×1。ケース底面前方に吸気、背面に排気と2個の8cm角ファンを装備する…といったスペックはParadoxのまま。違いは、映り込むほどの艶出し塗装だったParadoxに対し艶消しのアルマイト処理が施されていることと、フロントマスク前面のエンブレムのみとなっている。
カラーバリエーションはブラックとシルバーの2種類。Paradoxにはあるホワイトパールマイカはこちらでは用意されていないので注意。
クリアパネルを使用した前面などデザインはParadoxのまま。しかし塗装は艶消しとなっておりParadoxに比べかなり質感は異なる |
前方底面には吸気ファンが。電源容量は350W |
ちなみに、同社製MicroATXアルミケースとして長い間親しまれてきた「MT-PRO700」の後継モデルという位置付け(これにより22日付でMT-PRO700は販売終了となった)の製品でもある。
価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで、ともに3万3800円となっている。