(株)リコーは22日、CD-R書き込みが32倍速、CD-RW書き換えが10倍速、CD-ROM読み出しが40倍速のCD-R/RWドライブ『リコー MP7320A』を29日に発売すると発表した。併せて32倍速対応のCD-Rメディアも4月初めに発売する。ともに価格はオープン。
『リコー MP7320A』 |
『リコー MP7320A』は、ATAPIインターフェースを搭載したWindows対応の5インチベイ内蔵型CD-RWドライブで、2001年3月に発表したCD-R書き込みが20倍速のCD-R/RWドライブ『リコー MP7200A』の後継機種。バッファーアンダーランエラー防止技術“JustLink”と、メディアの性能に合わせて書き込み速度を制御する“JustSpeed(最適書き込み速度制御機能)”を搭載するほか、同梱のユーティリティーソフトにより最大読み出し速度の任意設定(20×、32×、40×)に対応。S/PDIF端子を装備しており、オーディオのデジタル出力に対応。オーディオデータの読み出し(DAE)は最大40倍速で、読み出し時にエラーを感知すると再読み込みを行なう機能を搭載する。インターフェースはUltra DMA/33に対応する。バッファーメモリーは8MBを搭載。Windows XPのCD-R/RW書き込み機能にも対応している。ローディングはトレー方式で、縦/横の設置が可能。電源はDC5V/12Vで、消費電力は動作時が12W、待機時は0.7W。本体サイズは幅146.0×奥行き184.0×高さ41.5mm、重量は約1kg。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows95(OSR2.0以降)/98/98 SE/Me/XP/2000/NT 4.0(SP5以降)。製品には、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』とケットライトソフト『B's CLiP』が付属する。
32倍速対応のCD-Rメディアは、スリムケース入りの700MBの10枚パック『CDR80-32XCW10』と、650MBの10枚パック『CFR74-32XCW10』の2製品を用意する。独自のアドバンストフタロシアニン色素を採用しており、経年変化に強いのが特徴。レーベル面に保護コート剤を塗布したハードコーティング仕様となっている。